スノー氏の腎臓病は、危機一髪のところで引き返してくれ、点滴も現在は1週間に1度くらいで済むようになってきました。
検査の数値は劇的にさがり、ほぼ標準値を維持。
腎臓の1つは機能していないけれど、もう1つが頑張ってくれているようで、先生もビックリしていました。
食欲もいたって旺盛、おしっこもしっかり出てます。
ただ、気になる症状が…貧血と粗相です。
この病気になってから、トイレで排尿ができなくなりました。
…いや、しないといった方がいいのかも。
だって、うんちはちゃーんとトイレでするんだもの。
なので、現在うちは大小のペットシートがあらゆるところに敷かれたり貼られたりしています(^^;
予想としては、貧血がひどいせいで、極力トイレの入口をまたぎたくないか、
腎臓病のせいでおしっこが薄くなって、その分量が増えて、トイレに間に合わないか。
先生に相談してもわからないとおっしゃるばかりで(-_-;)
そして貧血。
こちらは深刻で、腎臓病から発症したとみられていて(普通はそう)、そのための治療を続けていたんですが、一向に良くならないどころか、数値は下げ止まり。
とはいっても、血液を作り出す機能はきちんと働いているらしく、それでも貧血が進むということは、それ以上の速度で赤血球が破壊されているということである、と。
だから、体のどこかから出血している可能性があると、尿検査と広範囲エコー、便検査を行いましたが、いずれも異常なし…。
ほとんどの可能性を消したので、なぜ貧血が改善しないのか先生もわからないと首を傾げていました…。
で、とりあえず今は、自分の免疫が異常を起こして、自ら赤血球を攻撃し破壊する「溶血性貧血」というものを疑い、より詳しい検査ができる機関に検査をしてもらっています。
この病気だったら、それはそれで大変だそうで…腎臓病とダブルだと、かなりいろいろ、きついなあ…。
でも、このまま原因不明なほうがもっときついので、きちんと診断が下って、ちゃんとした治療ができるほうがずっといい。
死にかけた時に、私が何度も「もう少しそばにいて」とお願いしたからこんなに頑張ってくれているのかなぁ…
先生の見立てでは、いつどうなってもおかしくないラインをいまださまよっている、と…。
どうしたらいいのかは、主人といろいろ話し合いました。
2~3日に1度の血液検査、1週間に1度の点滴。
検査の回数はこれから減るとは言っても、いろんな薬を飲ませたり、スノーのストレスも相当のものだろう。
それでもくりくりの眼をして、まっすぐわたしたちの方を見て、寝るときにはベッドに一緒に入ってくっついて眠り、二の腕でふみふみゴロゴロする彼女。
わたしたちは決めました。
この検査で何もわからなかったら、一度セカンドオピニオンを受けて、それでも、ダメだったら…積極的な治療はしない、と。
腎臓病に関しては、点滴を続ける必要はあるけれど、それ以外の検査や治療はしない。
のんびり、過ごさせてやりたいと思います。
大事な大事な、私の娘だから。