宇宙のあるがままな姿って
どんな感じなんだろうと
ふと思って、見せてくださいと
お願いしたことがありました。
この二つの眼球は
墨を流したような漆黒の闇に
キラキラ輝く宝石のような星々の
群れを、読み取っています。
ですが、どうしたことか。
あるがままな宇宙は
どこまでもどこまでも
涯が見えない、眩いばかりの
白い光でした。
その光のなかで、さらに星々が
境界線があるのかないのかといった
有様で輝いていたのです。
なんとまあ。
私はいつからこんな錯覚を
起こしていたのだろう。
宇宙があんな暗闇ではなく
見えているのかもわからないほどの
白い光だったとは。
常識を疑え、とはこんなことを
言うのかな。笑
人の心は宇宙のような広がりが
あります、とよく言われますが
それならば
皆、あのような光そのものなのですね。
そのことを皆が思い出したら
きっと、面白いことが
起こるような気がします。