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死にゆく者からの言葉 (文春文庫)/鈴木 秀子
¥500
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コメントありがとうございます。

佐藤初女さんという方をご存知ですか。青森県の『イスキアの家』

と名付けられた癒しの場に居られる方で、さまざまな人たちのこころの

よりどころになっているそうです。

この「イスキアの家」とのかかわりが、『死にゆく者からの言葉』という本の

底に流れている。と、鈴木秀子先生は書いておられます。


鈴木秀子先生にはホームページからもメールできないようなので、

勝手に転載してしまってます。申し訳ありません。

すばらしい内容なので、大原紫苑さんについての部分、抜き出します。


判断や批判は一切なく、親身でその人の立場になって心を込めて

聞いてくれる人があれば、人は誰でもだんだんに自分の本当の姿に

触れていきます。まず、どんなに人が悪いか、どんなに自分ばかりが

運が悪いかをとことん話します。それを言い尽くすと、今度は、

自分も悪かったと気付きます。そして自分でも思いがけないような

自分の部分を見始めます。いままで自分をがんじがらめにしてきた、

怒りや恐れ、不安、自責の念、挫折感や恨みなど、また、ひたかくしに

してきた自分の欠点、恥、失敗その他いろいろな否定的な感情を

素直に話し始めるのです。この素直さ、率直さが自分を癒す力で

あることを、紫苑さんは経験から、身に沁みて実感しているのです。

人は、誰でも深い知恵を持っています。自分に正直になると、

人は誰でも自分で問題に答えを出していくものです。


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