■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
- 死にゆく者からの言葉 (文春文庫)/鈴木 秀子
- ¥500
- Amazon.co.jp
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
コメントありがとうございます。
佐藤初女さんという方をご存知ですか。青森県の『イスキアの家』
と名付けられた癒しの場に居られる方で、さまざまな人たちのこころの
よりどころになっているそうです。
この「イスキアの家」とのかかわりが、『死にゆく者からの言葉』という本の
底に流れている。と、鈴木秀子先生は書いておられます。
鈴木秀子先生にはホームページからもメールできないようなので、
勝手に転載してしまってます。申し訳ありません。
すばらしい内容なので、大原紫苑さんについての部分、抜き出します。
判断や批判は一切なく、親身でその人の立場になって心を込めて
聞いてくれる人があれば、人は誰でもだんだんに自分の本当の姿に
触れていきます。まず、どんなに人が悪いか、どんなに自分ばかりが
運が悪いかをとことん話します。それを言い尽くすと、今度は、
自分も悪かったと気付きます。そして自分でも思いがけないような
自分の部分を見始めます。いままで自分をがんじがらめにしてきた、
怒りや恐れ、不安、自責の念、挫折感や恨みなど、また、ひたかくしに
してきた自分の欠点、恥、失敗その他いろいろな否定的な感情を
素直に話し始めるのです。この素直さ、率直さが自分を癒す力で
あることを、紫苑さんは経験から、身に沁みて実感しているのです。
人は、誰でも深い知恵を持っています。自分に正直になると、
人は誰でも自分で問題に答えを出していくものです。
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□