ダイ・ハード4.0(07・米) | no movie no life

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・・・映画を見て思ったことをツラツラと。ネタバレです。

かなり昔に書いたのも。

キャッチ・コピーは、「あの男、再起動。」
パソコンみたいと思ったら、「4」ではなくて「4.0」というのもパソコンのバージョンアップから来ているようだ。


N.Y.市警の刑事ジョン・マクレーン(ブルース・ウィリス)がサイバーテロ阻止に挑む。前作から12年が経過しているが、あまり風貌が変わってないせいか、違和感はない。ドラマ「24」の影響か、ダイ・ハードな(なかなか死なない)人間でも、全然許容範囲になってしまった。刺激に慣れてくると、もっとその上を見たくなる、人間の性(さが)はある意味怖い。今回のマクレーンの敵はサイバー・テロではなく、ジャック・バウワーのようだ。「24」並みのアクションとスピード感は最低でも求められている。実際、カーアクション、ヘリコプター、そして最後には軍からも攻撃される。もちろん、肉弾戦も十分で、特にエレベーターのシーンは冷や汗ものだ。また、ハイテクシーンでは相棒(?)の若者が活躍するわけで、カバーしている。自分で機器を使いこなすというところまでいっちゃったら、マクレーンのキャラではない。


でも、敵が女だろうが何だろうが容赦はしない。車はどんどん盗むし、刑事と言うことを忘れてしまいそう。ストーリーも突っ込みどころは多い。FBIや政府の対応がお粗末で、ほとんどなにもしていないしね。


でも、見せ場のアクションは十分の迫力です。
あれで死なないって、やっぱりありえないもの。


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