かじかむ手に
手袋をして
ニット帽をかぶり
表に出る
表は
冷気を漂わせ
頬を斬るように冷たくて
昼間の温かさとは程遠く
これから
益々
寒さは厳しくなるだろう
今夜なんて
序の口だと思う
そうはいっても
寒いのが苦手な僕には
外に出く事すら勇気が必要で、
そんな中走ると
耳の奥が痛くなる
顎の付け根なのか?
とにかくこの痛いのが
僕はあまり好きではない、
走り終えて
小一時間ほど経過するけれども
未だに
耳の中が痛い気がする
目もやや虚ろで
眠いは眠いけど
それとは違う
そして
若干気持ち悪い・・・酸欠か?
まだ、
僕はスタート地点に立つことはできない
でも
いつでも
そこに立つ
準備はしておきたい
焦ることはないが
だらけることもしたくない
今はただ
自身のペースで
焦らず、だらけず、
必ず立つ
そう誓う。
Masaru