いつかの、 | MONKEY☆MAGIC KICKBOXING STUDIO 
幼少期
僕は剣道をやっていた
父は
それを
窓越しに見ていた
当時はわからなかった
その気持ち
僕は
父の姿を見付けると
妙に張り切った気がする。「がんばってるな!」
朝、
起きたときにはいない父を
始めてみるのは
夕方だった
そんな
父から言われる一言が
妙に嬉しかった。
何で嬉しかったかは
忘れたけれど
いつかの
どこかの
あの場面
が、
妙に
懐かしく
嬉しく

僕が同じことをしている。かったるく
今すぐ眠りたくても
迎えに行く
「お疲れ!がんばってるな!」
声をかけたときの
その顔を見るために、
そのために
父は窓越しに見ていてくれたのだと思う
他に何かやればいい
時間だけれど
ただ
見てるだけの時間だけれど、
非常に
楽しく
貴重な
時間に感じる。
そんな思い出もいいもんだ、
さて
明日からもがんばろう。



Masaru