お元気さまです。



映画館のレディースデイだということを思いだし、映画『ツナグ』を観てきました。



樹木希林さんは昔から大好きラブラブ



ご主人の内田裕也さんと並ぶと、うちの両親そっくりであせる



中身も外見も…。あ、亡父はロッケンロールはしてませんでしたけど、生き方は荒くれだった気がするので。



『ツナグ』…亡くなった方とたった一度だけ会わせてくれる案内人。



樹木希林さん演じるアイ子さんが使者(ツナグ)をやっていて、孫の歩美(松坂桃李さん)がそれを受け継いでいくのだけども…。



3組の依頼に立ち会う中で、いろんな感情に立ち会うことになるんだなぁ。




ツナグは生半可な気持ちじゃ勤まらない役目…人の人生に立ち会うのだから…。



それって、あたしがやらせてもらってる成年後見人もそ~なんです。



劇中で、希林さんが唱える詩がよくって、覚えて帰りたかったけど無理。



調べてみました。



ヘルマン・ホイヴェルス神父の友人作なのだそう。



最上のわざ

この世の最上のわざは何?
楽しい心で年をとり、
働きたいけれども休み、
しゃべりたいけれども黙り、
失望しそうなときに希望し、
従順に、平静に、おのれの十字架をになう--。
若者が元気いっぱいで神の道をあゆむのを見ても、ねたまず、
人のために働くよりも、けんきょに人の世話になり、
弱って、もはや人のために役たたずとも、親切で柔和であること--。
老いの重荷は神の賜物。
古びた心に、これで最後のみがきをかける。まことのふるさとへ行くために--。
おのれをこの世につなぐくさりを少しずつはずしていくのは、真にえらい仕事--。
こうして何もできなくなれば、それをけんそんに承諾するのだ。
神は最後にいちばんよい仕事を残してくださる。それは祈りだ--。
手は何もできない。けれども最後まで合掌できる。
愛するすべての人のうえに、神の恵みを求めるために--。
すべてをなし終えたら、臨終の床に神の声をきくだろう。
「来よ、わが友よ、われなんじを見捨てじ」と--。


この詩は、希林さんのアイディアで取り入れられたのだと、公式サイトに書いてありました。



素敵な詩に巡り合えてよかった。



桃李くんも、めっちゃかっこよかったし~ドキドキ



思いつきで、観に行ってみて本当によかった。



七緒美琉生 拝