革包丁の手入れ | まるのブログ

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あーいい天気(^^)
でも、夕方から雨なんですね。

今日は革包丁を研ぐ日だったので、せっかくだから写真撮ってアップします。

ま~研ぎ職人でないし、自己流だしってことで、「あーこの人はこんな感じでやるんだ〜」ぐらいに思ってください(^^)

ようするに、切れたら良いわけです。



これね。
僕は4本使ってます。
幅広2本、幅狭1本、コーナー用1本

刃が欠けてなければ、この作業は15分で終わります。

定期的にする作業だし、芸術品みたいにピカピカにする必要もないし。

今回は1本軽く刃が欠けてたので少し時間がかかりました。

まずは中砥石。
これはセラミックタイプ使ってます(^^)


こんな感じで。

サクサクサクサクと研いでいきます。


わかるでしょうか?真ん中あたりが少し欠けてます。

これだと革を切るときに繊維を引っ張ってしまいます。


こちらはコーナー用。

刃の角度はあまりつけないで、裏面も少し研いで両刃っぽくして、角は丸めに研いでいきます。

これはカーブのときに刃が欠けにくいようにしてます。


次は、仕上げです。

僕は天然砥石で仕上げます。


大体このぐらいなったら終わり。

十分切れます。



次は床革に青棒を塗ったものに刃と反対方向で擦ります。上から下に。


最後は油塗って終わり(^^)



こんな感じで革包丁研いでます。


誰に教わったわけでもなく、プロはもっと違うかもしれないですが、切れる、すぐ欠けないことが大事だと思います。

包丁もとても高いものではないです。

一回、鍛冶屋さんが出してる良いものを買いましたが、焼きが強く切れますが、欠けやすい。

しかも、他のとこもヒビが。

焼きの入れすぎだ。

作り直してもらいました。

やっぱり自分に合うものが一番良いみたいです(^^)

レザークラフトしてて、他の人はどうやってんのかなぁ〜って人が、この記事見てくれたらと思います。

さてさて、本日も仕事頑張りまーす(^^)