EeePC 901 SATA SSDの動作&実装に成功!(後編)
暫く間が空いてしまいましたが・・・
SATAでのSSDの動作検証報告の続編です。
前回はSATA仕様のSSD選定とベンチマークの結果についてご説明しましたが
今回はケースが少しだけ大きくどうにも収まらないSATA-SSDを何とか
うまく収める方法をご説明します。
まずは今回使用したSUPER TALENT社
の FUM60GK18H
というSSD・・・
裏のネジを4本はずしてさくっと分解・・・
※この時点でSSDのメーカー保証は効かなくなってしまいますが
EeePCの筐体を加工せず収めたかったので今回はSSDの分解を決意しました!!
そしてMicroSATAのコネクターをはんだ吸い取り線を使って取り外し・・・
余分な長さの基板部分をカット!!
そうなんです。
皆さんもご存知 soltec工房さん のCF-IDEコンバータ基板です。
実はこの変換基板には未だEeePC901での動作確認は取れていませんが
SATA端子(ランド)がちゃ~んとついているのです。
後々まで考慮されている本当に素晴らしい基板です。
今回はCFコネクター部分を取り外し絶縁の為、薄めのプラ版を両面テープで貼り付けました!
両面テープで貼り付けて、こんな感じでSSDと合体です。
SATAも差動信号のようなので信号線は1ペアづつ撚り線にして取り付けます。
電源も1.8インチのSSDは3.3V駆動なのでそのまま変換基板から取ることができます。
CFコネクターのはんだに比べたら合計たった6本の線をはんだ付けするだけで完了です。
裏面は段差を調整するためにスポンジ状の緩衝材を貼り付けました!
いざEeePCに格納!!
こんな感じで見事に収まってしまいました。
取付も今までのSSDと何ら変わりありません。
●今回のSATA端子はBIOS上ではPrimary Slave(プライマリ スレーブ)
のデバイスとして認識されている。
恐らくSATAのプライマリマスターはSSD-4GBが付いてるIDE1コネクターっぽい。
●プライマリスレーブなのでBootBoosterをDisabledにしないと起動画面で固まってしまう。
どうやらBootBoosterはマスターデバイスのEWF領域しか使用できない模様。
10月16日追記
BIOSのファームウェアを1603にアップデートしたところBootBoosterが機能することが判明しました!以前のように電源を入れるとすぐにXPの起動画面が出るようになりました。
これで更に快適度UPですね!
ベンチマークは前回も掲載いたしましたが、
また今回使用したSSDのコントローラーはJMicron Technology社のもので
色々と賛否両論があるコントローラーです。
プチフリといって一瞬~1分位動作がもたついたり、固まったりする現象が報告されて
います。
しかしEeePC901に搭載してから1週間以上使用しておりますが目だってそのような現象は
発生しておりませんし、むしろ動作は非常に軽く本当に快適そのものです。
不思議ですね!!
それより何よりSUPER TALENT社
のSSDがどんどんお安くなっております。
私が今回購入したショップさんでは60GBが36,120円、30GBはなんと24,780円
になっていました!
SUPER TALENT 30GB
2008/11/12更新
上記リンク先のショップ様では取り扱いが終了しているようです。
soltec工房さん の基板をお持ちの方や購入をお考えの方はこ~んな利用方法もありますので
ご参考にしていただけると幸いです。。