こんにちは。
世界へ羽ばたく文化人を育てるピアノ教室
スズキ・メソードピアノ教室 菅原尚子クラスです。
昨日の続きです。
さて、ピアノから2度も離れた私がピアノの代わりに夢中になっていたもの、それは中学になってから入部した管弦楽部(オーケストラ部)でした。
中高一貫校で中学一年生から高校二年生までの約100人ほどの大所帯の部活で、文化系ながら体育会系の雰囲気も併せ持っていたように思います。(本当の体育会系の部員さんに怒られるでしょうか)
楽器は入部時に決定するのですが、ヴァイオリンパートは既に経験者の猛者揃い、その他の楽器は高額だったり大人気で抽選だったり、ふとみれば人数が足りていなかったヴィオラパートの先輩のお誘いにまんまと乗りました。
ト音記号とヘ音記号以外の楽譜を読んだことのなかった初心者の私がハ音記号のアルト譜表に四苦八苦しながらギコギコと練習する横で、歩きながらメンデルスゾーンやヴィヴァルディのヴァイオリンコンチェルトをニコニコ顔で弾いている同級生がいましたが、彼女たちはみなスズキ・メソード出身者だったのです。スズキ・メソードってやっぱりすごいかもしれない、とどこかで思ったことを覚えています。
何とか楽譜にも慣れ少しずつ音も出せるようになってくると、ヴィオラの音色の美しさとアンサンブルの楽しさに目覚め、気が付けば趣味程度に弾いていたピアノよりもオーケストラに夢中になっていました。
実はほぼ指揮者の目の前で弾いているヴィオラパート、まさにオーケストラの音に包まれているような感覚になれる場所が定位置だったのです。また、当時の校舎の音楽室の床は分厚いフローリングで、良く音が響いていたことを思い出します。
余談ですが、ハ音記号とは一番左の記号です。中央の線が「ド」になります。今までなんとなく読めてしまっていたト音記号とヘ音記号とは違い、一から音符を読むことの難しさを体感しました。
今ではヴィオラもハ音記号も大好きです
ただし、ハ音記号がパッと読めるのはヴィオラを構えた時だけで、ピアノに向かいながらハ音記号をすらすらは弾けません。不思議なものです。
短期間お世話になったピアノ教室での今となっては反面教師ともいえる経験も、またオーケストラでのヴィオラパートでの経験も、今振り返るととても貴重な経験でした。
どんなに遠回りに見えても、人生に無駄な時間はない!
と思うのです。
ではそんな私がなぜ今ピアノの先生になっているのか?
長くなりましたので、またの機会にお話したいと思います。
10月19日火曜日、中目黒教室にて
Line公式アカウントからお申込みいただきました方には、特別料金1,000円(
レッスンを受けられるお子様が同席されず、保護者の方のみの面談(30分・無料)も可能です。
人気のお時間帯は直ぐに埋まってしまいます、お早めにお申し込みください。
尚、当教室では、体験レッスンに先立ちまして保護者様を対象とした個別Zoomセッション(無料)をさせていただいております。
スズキ・メソードや当教室へのご質問、お子様の様子やこれまでのピアノ歴など、お話を伺いたいと思います(30分~1時間)
ご連絡をいただきました方より順次ご案内いたします。
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