わざわざ病気を輸入しないでぇ。 | モルモット*ジャスティスの意見

モルモット*ジャスティスの意見

僕、ジャスティス。既婚。双子の子持ち。ここはオーストラリア。同居人、一名。日本人らしいけど英語しかしゃべらないヘンなやつだよ。

同居人がニュースを見ていて飛び上がっちゃった。

なんでも、今、オーストラリアはヨーロピアン・カープ(ヨーロッパ鯉?)がはびこってて、オーストラリア在来の生物の生存を脅かしているんだってさ。それで、ヨーロピアン・カープの伝染病ウィルスを放そうか検討中なんだってさ。

同居人が、それはやめておこーよーって。

同居人には、数年前のうさぎの悲劇を思わせる発想だったらしい。

うさぎって、オーストラリアでは害獣なんだよね。田舎ではウォンバットと住処やえさを争うし、都会ではインコやオウムを殺すキツネのえさになっちゃうから。それで、政府は、うさぎを殺すために伝染病に感染させたんだよね。

ところがね、野良ウサギは、あっという間に耐性を作って、今でもそこらへんをぴょこぴょこしてるわけ。一方、ペットのうさちゃんがバタバタ死んじゃうっていう悲しい事件がたくさんあったんだよ。今でもペットのうさぎには予防注射が必須なんだ。

それで、横着して伝染病ウィルスを振りまくなんていうのはやめて、ケイントードっていう毒ガエルにしているように、人間が地道に捕獲して安楽死にするべきだって。でも、たしか、ヨーロピアン・カープって、ようは鯉だから、食べられるんじゃないかなぁ??? 食べればいいのに。

写真は、鯉とは無関係な我が家の息子、フリーダム。