Kotler解剖学 Ch.1-2

続　1章

さて前回はNeeds、Wants、Demandsの違いを終えて終了しましたね。

その3つを考慮しながらコアマーケティングコンセプトを考えて行きましょう。

コアマーケティングというと
  • Target markets, positioning, segmentation
  • Offering and brands
  • Value and satisfaction
  • Marketing channels
  • Supply chain
  • Competition
  • Marketing environment


の7つになってきます。


  • Target markets, positioning, segmentation
    • これは要は誰に物を売るかを考えるかってことですね

  • Offering and Brands
    • これは何をオファーするか、売るかってことです

  • Value and Satisfaction
    • これは商品にどんな価値を付加させそして顧客をどのように満足させるかって事です

  • Marketing Channels
    • これはどうやって顧客にマーケティングをするか、テレビを使うのか、ラジオを使うのか、それとも雑誌広告なのかって事です

  • Supply Chain
    • これはどうやって顧客に物を売るか、仲介業者を挟むのかそれともダイレクトに売るのか

  • Competition
    • これは競争相手の理解になりますね、どんな物売ってるのか、どんな価格で売ってるのか、どんな風に売っているのか

  • Marketing Environment
    • これはマーケティングを囲う環境の事を言っています。不況？好況？独占市場？などなどの要因のことですね。


    さてコアコンセプトを学んだ所で今度は4Pを学びましょう
    マーケティングにおける4Pとは。
    Product, Place, Price, Promotionの4つです

    Product

    製品を他と変えるのってどうしたらいいでしょう？
    質、デザイン、特徴や性質、ブランド名、パッケージ、大きさ、サービス(例:送料タダ！)、保険、返品なんかが変えれますよね。

    Place

    今度はPlace、場所です
    販売場所、販売地域、仕分け場所、販売ルート、保管場所、移動手段などがこのPの変化ですね

    Price

    Price、価格です。
    これに至っては何が変わるんでしょうか？
    当然掲示価格の変化。そして値引き、割引、たまには免税。
    そして支払い方法(何回払いか、そしてどれくらいの期間で払うのかなど)ですね。

    Promotion

    最後のP、プロモーションです
    プロモーションと聞くと昇進の事を考える人がいるかと思いますがこのプロモーションは促進などをさす方です。要はプロモーションビデオのプロモーションです。
    セールスプロモーション、宣伝、広報活動などでしょうか


    これらの要素は各Pの中で変化できる物でありそして変化しなければ他と一緒になってしまうので結局は"one of those"にカテゴリーされてしまうわけです。



    そしてMarketing Management Tasks
    これは
    • Develop market strategies and plans
      • マーケットに対する戦略や計画を立てる事。
    • Capture marketing insights
      • マーケットの本質をつかむ事
    • Connect with customers build strong brands
      • 顧客に『ブランド』という意識を植え付ける事
    • Shape market offerings
      • 市場に対して自分たちが供給をしている事を認識させる事
    • Deliver value
      • そしてその供給に伴った価値を付随させ、届ける事
    • Communicate value
      • 同上
    • Create long-term growth
      • そして最後に、先に意識させた『ブランド』と『価値』を大切にする長期の関係を作る事


    そして最後になりましたが常に
    今行っているマーケティングは顧客が本当に欲しいものを形作っているのか？いないのか？
    っていうことを考えておきましょう。


    歯磨き粉が欲しい人に対して入れ歯のマーケティングをしても意味がないですからね。

    今度は2章に移ります。