Mr.K's Report

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Long for Master of Life.

Amebaでブログを始めよう!

まだ梅雨も明けてないうちから、暑い日が続いておりますね。

皆様いかがお過ごしでしょうか。

私はといえば、毎年夏場はへばっています。仕事柄野外で働くことが多く、名古屋よりはだいぶん涼しい関東の生まれなものですから…。

 


釣りには二度行きました。
全然更新出来ずにスミマセン。

6月25日の夜に飛島で雨の中ウナギ狙い。ボトリング+ぶっ込み。餌はアケミ貝とカメジャコ。坊主。

続いて先週7月2日の夕方から長良川でウナギ狙い。ボトリングのみ。餌はカメジャコ。67cmのウナギと40cmくらいのナマズが釣れました。他にも3回ほどのアタリがあり調子は良かったです。

 

 

 

 

 

 

 



ナマズも意外と美味しいと聞いていたので、調理するつもりで持って帰りました。

が、帰ってすぐに捌けばいいものを、疲れきっていて寝てしまい翌日の昼まで川の水を入れただけのクーラーに放置(午前中に起きてはいたんですが、色々やることがあって…)。

 


死んでました。


それだけならまだいいものの、若干腐敗してました…。
本当に申し訳ないが、さようなら…。


ウナギは別途バケツに入れていて、流石に腐敗はしていないものの、やはり死後それなりに時間が経っている感じ。

 


 


テンションが下がりつつも、調理。
フィッシングナイフかカッターナイフでやろうと思っていたが、どこにも見つからず結局いつもの出刃包丁。背開きにしたおかげか前回よりはちょっとだけマシだけど、全然上手く出来ず。

 

 

 

 

魚焼き機で蒲焼き(タレは市販のもの)。実食。うん、微妙…。

 

 

 

 

 

【反省点】

 

「ウナギを釣ること」に関してはそこそこレベルアップした感覚がありますね。

仮にこれから行っても1匹はお持ち帰り出来る気がします。

 

問題は運搬。そして調理。

 

運搬は、長良川で話したおっちゃんも「ビニール袋に縛ってクーラーに入れるだけだよー。水も入れないよー。ウナギは丈夫だから半日ぐらい経って帰ってから水に入れてもピンピン泳ぎよるよー。」なんてアドバイスを貰ったりしたのだが。

 

でも死ぬんだよなぁ。帰った時点でかなり衰弱している。

今回は釣ってから水汲みバケツに川の水を多めに入れて、酸素がなくならないように時々交換して、帰るときには水を1cmぐらいにしたり、かなり気を遣ってるんだけどね。

 

ウナギ用の魚籠でも買おうかなー。

原理はともかく、ウナギ専用の道具だったらとりあえずたぶん生きやすいだろう。

 

もしくは、クーラーに穴開けてブクブクか…。

 

あとは帰ったらすぐ捌くことかな。実際疲れていてかなり難しいけど…。ただ、今回は時間があったので0時まで粘ってしまったから、アタリが多かった21時頃までに見切りをつけて、急いで帰れば可能かも。

 

調理については、もちろん腕・センスがまるでないことも根本的な要因だわね。一応料理はそれほど苦手ではないものの、魚を捌いた経験はほとんどない。よし、頑張ろう。

 

道具の面でいえば、やはり包丁が長すぎると思う。あと個人的に思い入れのあるタイガーのフィッシュロースターで焼いているが、これも本当は良くないのだろうなぁ。鰻の蒲焼きを焼く用途で作られているものではないから。本来は炭火でじっくり焼いたりするのがベストに違いない。とはいえ、なかなかそこまでは踏み切れないけど。まぁそんなところか。

 

 

次回の釣行は未定です。気分転換に豊浜で小サバでも狙おうかなー。

更新が遅くてスミマセン。
6月12日に銀我の副会長 伊藤さんとお会いしてきました。

 

 

もともとは持っていたロッドケースに投げ竿が入らないので新調しようかと考えていたところ、以前伊藤さんが「いらないのあるよ~」と言っていたのを思い出し、厚かましくもそれとなく催促してみたわけです。

 

すると心よくOKして下さり、ついでといっては何ですが義援ステッカーもお願いしまして、どうせならと釣りもご一緒させて頂く運びとなりました。

 

詳しくはあちらにも書いて下さってますので、併せてお読み頂ければと。

 

 

待ち合わせは午後0時。

 

少し早めに釣りをしていよう(そして出来れば1,2匹釣っていよう)としたのだけどが、アイアンマンレースというトライアスロン大会の影響で道が少し混み、午前11時頃に到着。

 

 


結構人がいるなー。風も強い。

 

 

でも伊藤さんも同大会の影響でちょっと遅れたのでセーフ。
が、釣れない。
まぁでも釣りのスタンバイが出来ただけでもいいかな。
そうこうしているうちに伊藤さん到着。

 

 

は、はじめまして。

 

 

とても気さくなナイスガイでしたね。本当に。
目に力があります。

 

 

ではさっそくと、例のロッドケースと義援ステッカーを頂きます。

 

 


後日撮影。かたじけない。

 

 


何故か3枚も。

 

 

「自分で全部使ってもいいし、知り合いにあげてもいいしさ」
とのこと。

 

知り合いとか近くにいないんだけど…。
まぁいいか。ありがたく頂きます。

 

 

さて、本題の釣りです。


仕掛けを準備しながら私にいろいろ教えてくれます。
天秤は遊動にするとどうで、固定にするとこうなるよ。
この前一緒に釣りしたこじこじさんはこういうふうにしてたよ、など。
なるほどー。勉強になりました。

 

そして2投目で伊藤さんが速攻キスヒット。

 

さ、流石は副会長。

 

正直、伊藤さんが来る前に釣りをしていたときの海の雰囲気で「あれ。今日は駄目っぽいぞ」と感じていたわけです。にもかかわらず、玄人はやっぱり釣っちゃうんですねー。

 

 

その後、穴釣りを教えて頂き、私もムラソイをヒット!
するも、空中で針がバレて海へ落としてしまいました…。

(でもこれで穴釣りの要領が分かったぞ!)

 

 

全体的に、気を遣って下さっているをとても強く感じましたね。
有利な竿を貸して頂いたり、場所もより釣れそうなポイントを譲ってくれたり。
釣ったキスは私にくれるし。
なのに釣れず、だんだん申し訳なくなってきます。

 

その後白灯台の方へ戻ってみると、ギマと小さなゼンメを釣っておられました。
初めて生でギマを見ましたよ。宇宙船みたいで格好いいっすねー。
しかもそれもまた、私にくださいました。

 

 

 


午後3時半。私はアタリなし。
でも伊藤さんがまたギマを釣り上げました!
やるなー。

 

 


すみません、盗撮しちゃいました><

 

 

そしてこのギマも私にくれました。
もうあれですね。釣れた先から全部私にくださるおつもりですね。
くれちゃうおじさんですね。
一応は遠慮したのですが、ご家族が魚に飽きちゃって持って帰っても喜ばれないとのこと。
ありがとうございます。大事に頂きます。

 

 

その後は座ってスマホでブログを更新なさっていたりして、お忙しい中すみません。
私は相変わらずアタリなし。予報通り雨がパラパラ…。
午後4時頃、ご家族へ餃子を買って帰らなくちゃいけないとのことで、お帰りになりました。
そして何も釣れない私を不憫に思われたのか、帰りしな伊藤さんお気に入りの天秤をプレゼントして下さいました。 なんと太っ腹な。

 

伊藤スペシャル(後で調べたら「発光パール天秤」というもののようです)を頂いてしまったからには私も坊主では帰れません。小潮の干潮午後5時15分。本格的に雨も降ってきました。今は不利な状況でも日没後の午後7時以降になれば…

 

 

と思いましたが、ごめんなさい。

流石にちょっと嫁が怖いので(ネットで知り合った釣り人と一緒に釣りしてくることには賛成してましたが、単純に帰宅時間として)、午後6時に釣りを切り上げて帰ってしまいました。

 


伊藤さん、たくさんのお土産とレクチャー本当にどうもありがとうございました。
そして何より、あまり人と話すことが得意ではない私ですが、伊藤さんの気さくな人柄と温かい心遣いにより、とても楽しい時間を過ごすことが出来ました。どうかまた機会があれば遊んでやって下さいね。

 

 

 

釣行日 6.12
場所 榎戸漁港
釣果 ゼロ(戴き物多数)
反省点 「釣れなくて申し訳ない…」という気持ちは多分あまり気にしなくていい。

 

 

 

 


ギマ×2は煮付け。顔の部分は2つとも私が食べました。
キスとゼンメは素揚げです。

嫁も喜んでおりました。
個人的にはギマの肝が最高! 日本酒との相性抜群でした!

日曜日に伊藤さんと釣りをご一緒出来るかもしれなかったので、それはとてもとても楽しみなのだけれど、そうなると今週はウナギ釣りはちょっと無理そうだ。

 

 

でも私はどうしてもウナギに会いたかった。

 

 

土曜日は用事がある。そこで、金曜日の夕方から仕事を早く切り上げて長良川へ向かうことにした。

 

いくら仕事が暇だったとはいえ、ついに仕事にまで影響を及ぼしてしまったぜ。これでまた一歩釣りバカに近づいちまったな…。 嫁さんには 「ごめん。娯楽的事由によって帰宅が遅くなります」とだけメールした。反応はそんなにお怒りではなかったっぽい。

 

 

 

ともあれ、午後5時に釣り場へ着く。仕事着のまま来たので何とも変な感じだ。

風がかなり強かった。
これではペットボトリングには適さないが、どのみち今日は竿で普通にぶっ込んでみるつもりだ。
捨石突堤の先端に釣り座を構える。満潮時(午後10時13分)には水中へ沈んでしまうが、まぁそこまで長居するつもりはないし、大丈夫だろう。

 

 

買ったばかりの投げ竿(ランドサーフT 30-425・J)もぶっ込んでみよう。

さて、どんな調子かな…キャスト!

 

 

・・・ぽちゃん。

 

 

あまり飛ばない。

その後も何度か練習したが、最後まで望んだ通りにまっすぐ遠くまで飛ぶことはなかった。振り切れてない、というやつかな。まぁ無理にぶん投げていきなり壊しても嫌だし、少しずつ慣らしていこうか。

 

 

午後6時半。アタリなし。
うーん…。平日だしそこそこの魚のヒットがあればいつでも帰るつもりだが(まぁ半分嘘で、その後少なくとも30分くらいは時合を考慮して粘りたくなるだろうけど)、手ぶらでノコノコ家へ帰るのはつらい。ただ予想よりだいぶ潮が上がる速度が早く、突堤にもいられなくなってきた。しょうがないので移動。

 

 

台船からやや北側の堤防の上まで80mほど歩いて移動する。

無駄に荷物が多いので、えらいこっちゃね。
風はだいぶ収まってきた。竿は3本。ときどき仕掛けを回収して餌の状態を確認するのが定石なのだが、私の腕の悪さもあるだろうが、2,3回も回収すると餌のカメジャコはボロボロになって姿を消したり、僅かな肉片だけになっている。明らかに魚ではなく私のキャストと回収によるものだ。おかげで太平堂さんで購入した15匹のカメジャコ(中)も残り5匹ほどになってしまった。だから、といっていいのか、ウナギのぶっ込み釣りにおいて頻繁に仕掛けを回収・確認することが無意味なような気がしてきたからか、なるべく放っておくことにした。
そうなると、本当にすることがなくなる。風も弱まってきていたので、戯れにペットボトル1号を参戦させることにした。1本だけ、足元にぼちゃんとね。

 

台船の向こう側に釣りをされている方がいらっしゃる。2人組かな? 近づいてまでは見なかったが、おそらくウナギ釣りだ。どうもやっぱり足元というよりはいくらか投げているようだ。
というか、ポイント的にも長良川のウナギ釣りで私が一番参考にさせて頂いたH氏か、その関係者の方なような気がする。でもブログで拝見したご様相とはちょっと違うみたいだし、実際声を張らずに話せる距離まで行くとなると橋を渡ったりと結構距離があった。わざわざ自分から歩いて行って「ブログ見てますよ~」 「参考にさせて頂いてます♪」以上の話題も思いつかなかったし、何よりもそれほどすることがないとはいえ、3本の竿(+1)に常に気を配っていたかったので、そこから離れられなかった(人違いかもしれんし)。

 

 

 

 

午後8時。


・・・釣れん。え、どうすんのこれ? もう諦めて帰った方がいいんじゃない?
いやウナギはまだ釣れるかもしれないけど、家庭内バランス的にさ。
そもそもあんた仕事を早く切り上げてまで、何してるの?
この時間ってことは、もう子供のご飯も風呂に入れるのも完全に嫁さん任せになるわけだよね?

 

などと例によって、いつもの自己嫌悪がふわっと柔らかく肩を撫でるが、そのままにしておく。
3匹も釣れれば一発逆転なんだけど、まぁそれはないだろうな。
せめて1匹…。

 

 

寒いな。近頃の名古屋では夜寝る時もそこそこ暑く、寝苦しさを感じることも珍しくないが、やはり川の側ともなると案外寒い。車まで上着を取りに行くほどではないが、まくっていた袖を下ろして腕を組む。

 

 

はー、あったけぇ。

 

 

 


|  (←ペットボトル)

 

 

 

 _  バタムッ

 

 

 

 

!?

 

 

 

ちょ、これは来たわ。風もほぼなし。水面を流れるゴミでもなし。確実に魚が、しかもおそらく感覚的にウナギがかかってる!

 

巻き巻き。うん、やっぱりウナギだ。たまんねぇなぁこの感触!
よし、ラインが絡んだりする前にハリスを切ってやろう。と、するも針が外れてウナギが地面へ落ちる。川までは2mほど距離があるので慌てはしないが、それでもやっぱり焦る。なんとかキャッチしてクーラーボックスにイーーーン。

 

 

 

 

よっしゃあああああ!!!!

 

 

また勝ってしまった。

 

 

にしてもまた足元かぁ。これで私個人の戦績では2匹中2匹が足元で釣れたわけだ。まだまだ母数が少なすぎるが、それならやっぱりボトリングメインとして作戦立てても構わないかもなー。

 

 

その後ちょろっと釣りを続けてから帰宅する。

 

今回は巻きで、実食編まで続きます。

 

 

 

 

当日の夜は鶏肉を食べちゃった方が良さそうだったのと、帰宅が遅くなったためそこから更に捌いて焼いてとなるとかなり時間が遅くなりそうだったため、翌日の昼に調理することにした。

 

翌朝ウナギの様子を確認すると、元気がない。

今回は釣り上げる際にもあまりダメージを負わせなかったし、クーラーボックスの小窓を空けて空気が入るようにして、ウナギが体半分水道水に浸かるような具合で保管していた。まぁウナギは元来頑丈な生物だ。元気がないように見えるのは、きっと単に休止モードに入っているだけで、もし掴んだりすればバシャバシャと跳ね回ってくれることだろう。

 

 

お昼。よし、そろそろ捌くか。

 

 

死んでいた。

 

 

・・・やっぱり水にいれてブクブクした方がいいのかな、持ってないけど。
嫁さんは「暑かったんじゃないの?」的なことを言っていた。ふむ、そうかも。

まだギリギリ僅かに尻尾が動いているような気がするので、急いで調理する。

 

 

サイズはちっちゃいかなー。もしかしてリリースサイズ?
と、心配したが、何のことはない。前回とほぼ同じだった。
前回に比べて少しだけ痩せてはいたかも。

 

 

 

52.5cm

 

 


ウナギに狙いを絞ったので、ウナギ専用まな板というかただの木板と、百均で千枚通しを買ってきておいた。包丁もキンキンに研いである。捌く動画もたくさん見てきた。これで準備は万端だ。行くぜ!

 

 


 

 


はい、意気消沈。

ノーコメント。

 

 

まぁ上手く出来たときだけ「どんなもんだい!」とアップするのも私の流儀に反するのでね。
ウナギを死なせてしまったことも含め、今の私のウナギ力はこんなものです。
それはしょうがないです。ここから向上していくわけです。

 

 

・・・ウナギ包丁は無理にせよ、カッターナイフの方が良い説もあるので、次回はそれでやってみよっかな。

 


あんなボロッボロなウナギさんですが、タレを塗りながらフィッシュロースターで焼くと、なかなか香ばしくていい匂いがしてくるじゃありませんか。


それを刻んで、お茶漬けの上に乗せます。

 

 

 

 

 

 

あら、だいぶ持ち直したね。
味はそれなりに美味しい。私は気にならないレベルだけど、嫁さんはちょっとだけ生臭いと言ってた。

やはり、保管方法・捌き方・焼き方等まだまだ道のりは長そうだ。

 

 

 

釣行日 6.10
場所 長良川
釣果 ウナギ 1匹
反省点 ポイントの吟味、ウナギの調理(特に捌き方)の練習

『投げ釣り用タックル買ったった!』

 

臨時収入を得たので、くだらないことで浪費してしまう前にと急いでフィッシング遊へ向かった。

投げ釣り用タックルについてはかなり以前から下調べしており、メーカー製の中では比較的安価なダイワのプライムサーフ T27-405かT30-425辺りを考えていたが、置いてない。フィッシング遊に限らず、他の釣具屋でも行くついでによく探していたが、私はプライムサーフをまだこの目で見たことがなかった。ネットでなら買えるが…その場合、嫁さんが受け取ったりするとその…ね。

 

まぁいいか。と、結局少々奮発してランドサーフT 30-425・Jを購入する。これも幾つかの候補のうちのひとつに入っていたモデルだったので。

 

リールは当初の予定通り、ダイワ 10クロスキャスト 4000QDがあったので購入。こっちは正真正銘のエントリーモデルだ。もちろん、もっと安いものもあるだろうけど。

 

となると、せっかくのタックルを車への出し入れや移動などで壊してはいかんと、ケースも買ってしまいたかった。どうせならこの際ハードタイプの防水仕様に…などとあれこれ見たが、いまいち予算内に気に入るデザインのものがなく保留。

 

よっしゃ。
これでいつでもキス釣りに行けるぜ!

 


 

 

 

 『ウナウナ』

が、しかし、やはり私の心はまだウナギに捕らわれているのだった。


投げタックルはあぶく銭を持ってぼやぼやしているとあっという間になくなっちまうから買ったまで(どのみち投げ釣りも、梅雨明け頃にはやりたくなるだろうしね)。
木曽川は全国的にも有数のウナギポイントらしい。
私が初めて釣った小魚以外の魚がウナギだったという縁。
買えば高いし、食べて美味しい。
私はまだあんまり成功していないが、調査によると使用する道具やテクニック的にそこまで難しい釣りではない?(初心者向き)

ってことはもう、チャレンジするしかない!

 

「何故釣れないんだ?」「何故釣れないんだ?」「何故釣れないんだ?」「何故釣れn(ry」
と、呪詛のように繰り返しながら釣り場から帰る車の中。

もちろん自然が相手だからそういうこと(坊主)も受け入れなければならないでしょう。
実際そういう結果(坊主)だから今私の心は燃えているわけで、これがもし前回に40cm前後のウナギを簡単に2,3匹でも釣り上げていたら「おもしれー。よし、じゃあ次はキス釣りかな」なんて具合になったかもしれない。そういう意味では、残念極まりない釣果(坊主)が実は私を愉しませているとも言える。

だがそれで満足して、思考停止してしまってはいつまで経っても下手っぴなままだ。
ひとつひとつ要因を調査してみたい。

 

 

1.時期が悪い?

たぶん大丈夫。もしかすると本シーズンというにはちょっとだけ早かったかも。

 

2.ポイントが悪い?
前回の釣行で、最初に長良川河口堰で釣れたのは本当にまぐれで、そこに固執していてはなかなか釣れないかもしれない。もっと入念に探索して良ポイントを発掘しなくては(淵を攻める…ある程度の水深…適度な濁り…夜釣りの場合はあまり障害物<岩・杭・葦など>を意識しなくていい、か…等々)。という結論を半ば出しかけていた。

しかし偶然にも、そこから限りなく近いポイントをウナギ釣りの主戦場とされているブログ様を発見する。多種多様な釣りを経験されている中で、ウナギ釣りもかなり精力的にやっておられるH氏という方のブログで、もの凄く参考になった。同じ魚でも場所が変われば釣れる条件もいろいろ変わってきちゃうしね。
結論:ポイントは悪くない。あと貯木場もいいらしい。

 

3.時間帯が悪い?
主に日没後に狙いを定めてその後2時間くらいというイメージでやっているが、大きく間違ってはいないと思う。でもなー、この辺の細かい事情まではまだよく分からない。時合はほんの30分でその後はいくら粘っても釣れないことが多いよ! という記事も珍しくないし(そのため手数を増やせるペットボトル釣法が生まれたとか)、深夜0時くらいまでならぼつぼつ釣れるような雰囲気もあるし、前回私が釣ったのは夕方というにはまだちょっと早い午後4時くらいだ。ともあれ、少なくとも午前1時~午後3時くらいまでは基本的に釣れないということですね。で、それ以上のことはもはや経験あるのみ。

 

4.餌が悪い?
まー、そうですね…。多くのウナギ釣りファンの方々から圧倒的な支持を集めているのはドバミミズであることは疑いようがありません。でもまた多くの記事でその次には「とはいえ、ウナギはなんでも食べるのであまり気にすんな」などと書いてあります。もっと精神的に追い詰められたらドバミミズ採取も検討してみたいですが、仕事柄土に触れることも多いので、あまり休みの日まで土いじりしたくないという感覚もあったりして。
H氏も餌は基本カメジャコを使っておられるようなので、そこは安心して使っていこうかと。
イソメを使うとシーバスなどが外道としてかかるというのは面白いね! 私も釣ったし。ただハゼまでかかってきちゃって、ハゼが嫌なわけでは全然ないのだけど、小ハゼと遊んでいる間に貴重なうなタイムが終わってしまってはちょっと辛いかな…。

 

5.(ペット)ボトリングが悪い?
これは…、そうかもしれないし、そうでないかもしれない。ウナギってわりと足元でも釣れて(私が釣ったウナギもそうだし)理に適ってると感心していたが、木曽三川ではあまり有効ではないのかなぁ。ほら、川によって流れがどうとか色々あるから。ちょっとボトリングは一旦置いて、次は普通にぶっ込んでみようかな。使うにしてもあくまで補助的な使い方で、余裕のあるときに数本っていう具合に。

 

6.仕掛けが悪い?
ボトリングではナス型オモリ6号に13~14号のウナギ針。
ぶっ込むなら25号~30号のスパイクオモリに11号のセイゴ針。
是非はともかく、これまではそうしてきた。
しかしここは謙虚な気持ちでH氏の仕掛けを真似させて頂き、遊動式L型天秤にスパイクオモリ25号、丸せいご11号二本張り仕掛けで行かせてもらおう。

 

7.天候・潮が悪い?
この辺は行けるタイミングが限られているので、あまり変に気にしていてもしょうがないかな。せいぜい頑張って中潮・大潮の日に行ってるぐらいで。

 

 

うんうん。だいぶまとまってきた。
これらを元に、次回も長良川河口へ行ってみたいと思います!

 

 

 

『5.21-5.22のときの夕餉』

 

 

 

「おぉー、なかなかいいやんけ!」

 

 と、一見思えるかもしれない。

 

でも実はこの日満足の行く釣果を抱えて意気揚々と帰宅したら、嫁さんの体調が悪くぐったりしていた。

 

鮮度が落ちてしまってもあれなので、とりあえず一人で調理して、ほぼ一人でもぐもぐと食べた。

嫁さんはほとんど箸を付けられなかった。

 

そんな侘しい夕餉の一幕なのである。

 

(体調を崩したのは)必ずしもそれだけが理由ではないにせよ、思った以上に釣れて舞い上がってしまい、帰宅が予定よりもだいぶ遅れてしまった。

 

嫁さん一人なら横になっていればいいが、幼児もいるので、その負担は如何ばかりか。

 

反省しております。

遥かなるウナギを求めて。

なるべく早い時間に釣り場に着いて、あーだこーだ確かめながら満を持して日没を迎えたい派なのだけど、ネットや地図上の情報だけではやはり限りがあるわと良ポイントを探して2時間ほど北へ南へさまよい歩く。そして「(曇りだったので分かりにくいけど)やべ、もう日没じゃんか。もうここでいいや」という始末。


IMG_20160607_204019678.jpg


でもその割にはなかなか良さそうなポイントなのではないかと。

ここに来るのに竹藪をかき分けて入ったからね。アシが生えててテトラもある。水深もそれなりにありそうで、人気が少ない。ウナギの住処としては申し分なし!

スタイルとしては前回同様(ペット)ボトリング。餌はカメジャコ。針は13~14号のウナギ針。

水質は強く濁ってはいないが、クリアでもない。大潮で満潮午後5時56分。釣り開始は午後7時。



あ、釣れたんじゃね?


と思うでしょう。

私もそう思う。

ところがどっこい、釣れないんだなぁ。

カスリもせず。


雨がパラパラ降っていて、午後9時半頃に甚だ強くなってきたのでヤメた。
帰りは竹藪ではなく、潮が下がって普通に道があった。

その後、車で仮眠して翌朝四日市と考えていたが、予想以上に眠く、これはちょっと仮眠じゃ追いつかないなーと感じたので家に帰ってふて寝する。


翌日曜日は家族と過ごす。もう釣りは来週以降か…と諦めていた。しかし思ったより用事が早く済み(それでも家族団欒の時間を楽しむべきなのだが…)夕方に近づくにつれ、どうしても猛烈にリベンジマッチがしたくなり、嫁さんに頼み込んで釣りへ行かせてもらった。


釣り場へ着いたのは午後6時。場所は最初にウナギを釣った長良川河口堰の辺りだ。ちょっとここは人が多いので、ボトリングが難しいだろうと踏んでいたのだが、この日はほとんど人がいなかった。あ、そうか。そういえば前回来たのはGWだったわ。なるほどね…。


IMG_20160607_204838392.jpg
気候的には最良かも♪


仕掛け等は昨日と同じです。

さて、この間釣れたのはまぐれかどうか。これでこの釣り場の真価が問われるというわけだ。





……


………


午後10時。ノーバイト!

終了ー。


釣行日 6.4-6.5

場所 木曽川、長良川
釣果 ゼロ
反省点 保留

 

 


おまけ


/^o^\フッジッサーン

こんなの 適当な場所で仮眠を取り、豊浜釣り桟橋へ向かう。午前4時前に到着。よしよし、まだ暗いぞ。予想通りそれなりに混んではいるが、1人くらい入るスペースはありそうだ。

も、ほぼない。正確には先端の方の陸側と真ん中当たりの陸側に2カ所あるだけだった。沖側でやりたかったのだけど、まったくない。スペースがあるように見えたところには、水汲みバケツなどがぽつんぽつんと置かれていた。ははあ、なるほど。こうやって場所取りしておいて、頃合いまで車の中で寝てるってことか。ちょっとガッカリしたが、それならしょうがない。もし沖側が空いた時すぐ動けるように、見渡しの効く真ん中の陸側にエントリーしておくか…。

 


ここでフィッシング遊で買ったファミリーパックを取り出す。こいつを使って足元でサビキ釣りをしつつ、クロスビート965tmfsでぶっ込み釣りをする作戦。時間の都合でコマセが買えなかったが、まぁいいや。 
ちなみに両隣はフカセ師さん。というかこの辺りの陸側はご常連ぽいフカセ釣りの人が多かった。一方の沖側や桟橋根元の方はサビキ釣りの人の割合が多く、噂通り結構釣れているようだった。おそらく、今が一番釣れるゴールデンタイムだろう。私も俄然やる気が高まる。

しかし、釣れぬ。
時刻はまだ午前5時半だが、相変わらず沖側や根元付近はそこそこ釣れている様子なので大変ヤキモキする。やっぱりコマセがないと駄目? いや、場所かな…。とりあえず車で近くの山本正釣具店さんでチューブコマセを買い、ついでにコンビニで飲み物と、面白いサビキ仕掛けが売っていたのでそれも買ってみる。いわゆる坊主逃れ的な商品で、ひとつの仕掛けにハゲ皮、サバ皮、ピンクスキンが混ざっており、おまけに一番下には刺し餌出来るようにやや大きめの針が付いている。どれかは当たるでしょ的作戦か。いいね。そういう発想、嫌いじゃないぜ。



釣り場へ戻り再開。さっそく微かな重さとともに小さなウルメがかかっていた。ふむ。しかしその後がなかなか続いてくれない。

午後7時、小さな魚信。上げてみる。

 

 

 


また君か。嬉しいけど。ちなみに一番下の刺し餌針にかかっていた。

そしてその10分後。
ぶっ込みを回収すると重い。一瞬根掛かりかと思ったが、一応巻けてはいる。でも重い。かかっていたのが・・・

 


 


これはなんだろ。ヒトデマンはともかく、アイナメかな?

よく分からない。でもなかなか綺麗な魚だね!


更に午前8時。また重い。前回のぶっ込みを引きずってスパイクオモリが25号とでかいものだから、そうそう魚信なんてない。巻き取りのときに重ければ何かがかかっている可能性大だ。そして、

 


 


カ サ 、 いや、タケノコメバル!?

ちょっと自信がありませんが…。
いずれにしても、ここでお会い出来るとは。正直ですね、釣りを始めた当初はもっと簡単に釣れる魚だと思っていました。まずは手始めに根魚狙いで穴釣りでも…ってなもんで。それがまさか4ヶ月もかかるとは、お釈迦様でも分かるめぇよ。もうこれで今日は、あとは何も釣れなくとも充分だわ。ありがとうございます。

 



午前9時半頃、すぐ後ろでやっていた青年達がやめるようだったので、そこへ入れてもらう。青年達以外にもパタパタと人が帰ってゆく。潮の関係か…ってことは今後の状況はあまり良くはなさそう。まぁでも釣れるときは釣れるでしょ。お昼の干潮を乗り越えればまたチャンスも巡ってくるだろうし。

午前10時20分。

 



小サバゲット


本命キター! ミッションコンプリート!!

 

 

 


その後、こんなハプニングもありつつ、



 

 

 

 

 

 



小タケノコ?

これはリリース。

 

 

 

 

 

 

 



 

 

 

ナンゾコレ!? 何かの卵??

 

 

 

 

 


お。ってまたヒトデかい。しかも2連とか。

 

 


小ハゼ。

 

 


...zzZ

 

 


午睡。

 

 


そしてぶっ込みの方をスパイクオモリからジェット天秤12号にしたり。小ハゼで泳がせ釣りを試みたりするも、あんまり上手くいかず…。

午後からはヒトデヒトデヒトデで流石にうんざり。君達の貪欲さを少しは魚にも分けたらどうかね。


4時半にヤメ。急いで帰る。

 

 



全体としては、魚種や数は必ずしも狙い通りとは言えないが、魚を釣ること自体は「えらく簡単に釣れるなぁ!」という感覚だった。これが魚が釣れる時期に釣りをするということか。

ウナギについては、それなりに手応えは感じた。惜しかったけど場所を少し外してたかな。次はもっと上の方へ行ってみようと思います。あと餌もイソメよりはカメジャコ等の甲殻類系の方が扱いやすいし釣れそうな気がする。

桟橋では場所・タイミングがやはりズレていたけど、周りもそこまで釣れてはいなかったし、単純に回遊魚が回って来なかったかと。キスもまだこの日は寝てたのかな。あるいは私に遠投力がもっとあれば違ったかもしれない。

 


釣行日 5.21-5.22
場所 長良川、豊浜釣り桟橋
釣果 セイゴ1匹、ハゼ5匹(コチ?も混じってたかも)、小サバ1匹、
アイナメ?2匹、タケノコメバル1匹、ウルメイワシ1匹 計11匹

ペットボトル艦隊作りました。作り方は日淡会さんのサイトを参考にさせて頂きました。

 

これでウナギを…。



今回の釣行。どのような結果になるか事前にイメージしてみたい。それによって実際の釣果と比べて反省・改善点を見つけるという狙いです。

※下記は実際の釣果でも、また目標でもなく、あくまで釣行前に私が抱いたイメージですのでご注意を。

 

午後4時過ぎに家を出る。途中太平堂釣具さんでイソメを買う。
午後6時。長良川河口到着。
まだ日没まで時間があるので、ペットボトル釣法における仕掛けの投げ方、巻き方などを練習し、また流れの速さなどで都合のよいポイントを探す。

午後7時。いよいよ日没。
30分後ボトルが倒れる。前回よりもやや小さい、43cmのウナギ。しかしその後58cmを上げる。午後8時にはスパッと見切りをつけて移動。

四日市まで行きそこで夕食を食べ、車の中で仮眠を取る。
翌午前3時半。初めての四日市港へエントリー。人はちらほら。
釣りも釣ったり小サバ30匹、小アジ12匹、シロギス4匹。
大満足でお昼に家路につく。ウナギは捌いて冷凍しておき、他を揚げ物にして夕ご飯に食べる。みんな笑顔でハッピーエンド。


まぁこんな調子。で、実際は直前に家族の用事で名古屋駅に行って買い物などをしていたのが長引いてしまい、日没ギリギリに長良川河口到着。

 

 

 

 

 

ポイントを吟味する余裕もなく、あらかじめ目をつけていた橋の手前の突堤で釣りを開始。練習もしながらの実践。突堤の先に行きたかったが、人がひとりいたので根元付近で始める。

 


バタバタしながらも準備完了。あ、関係ないけど先日フィッシング遊で2480円のファミリーパック買いました。

 



こんなの

 


この際なんでもいいから手数を増やしたい、ってね。でもこの釣り場では出番はないので置いておきます。



さて、いよいよ仕掛けをキャスト!
が、なかなか思った方向へ飛ばない。
それでも何とかやや遠く、足元、やや遠く、足元、やや遠くと交互にセットしていく。





うん、なかなか目を引くな。なるべく人がいなそうなポイントにして正解だった…。本数もまったく人のいない場所ならともかく、5本で限界か。

 

 

よし。あとはひたすら・・・

 


待t

 

 

カタカタ

((グラグラ))



っていきなりキター!

まだボトルが倒れてこそいないが、魚は水面でバシャバシャしてる。これはもう掛かってるでしょ!

巻く。これもちょっとコツがいるが、ゆっくり巻くだけならそれほど難しい話ではない。おお、ほどよい手応えだ。そして上がってきたのは・・・

 



セイゴだぁああああ

 


スケール置き忘れたのでサイズが分かりづらいですが、18cmほどあります。は、針を外さねば。かなり初期の釣りを始める前にマルハンで買った針外し、ようやく使う日が…。も、使い方がまったく分からず結局素手とペンチで強引に引き抜く。それでもし死んでしまっては鮮度が落ちてしまうので、急いでそのままクーラーボックスの氷水へぶち込んだ。

うん、これは嬉しい。そして幸先よろしい。

 


その後、アタリはなかったが仕掛けを確認してみようと回収すると、小さなハゼっぽいのがかかっていた。

お、おお!

もうひとつ回収すると、またかかっていた。

 


 

ラッキー!

更にまたかかっていたが、取り込みでバラす。そういえば先日の釣り場はたかやんさんが夏~秋にかけてハゼ釣りに行くと仰っていたのを思い出す。ここもそこから近くのポイントだ。なるほど。

にしても14号のウナギ・アナゴ針によくかかってくるね、あなた達は。しかもボトルはカタリとも動かさずに。おかげで私はボトルが倒れるのを待つのではなく、定期的にぐるぐる仕掛けを回収する羽目になったよ。
もっともボトルの水量を少なくしたり、6号のオモリを軽くすれば回収せずに済むかもしれないが、ときどき根掛かりしていたりするのでそれのフォローで手一杯だし、本来はウナギを釣るのが一応の目的なのでそのままにした。

(今考えればこのくらいのサイズならウナギを含むフィッシュイーターが食べたりもするかな? それならあえてそのままにしておくという手もあったのか。ただその場合それなりの大物になるし、流石にペットボトルでは心許ない?)



家族に「ハゼ釣ってきたで!」と言いたい気持ちも当然あった。けれどちょっと小さかったかな、という懸念もあった。ネットで調べてもリリースサイズは個人による、か。地域差もあるだろうしなー。
もう一匹釣って、パタリと釣れなくなる。そして先端の釣り人がやめるようだった。通り過ぎるときにペットボトル釣法について何か言われはしないかとドギマギしたが、何もなくて安心する。

 


移動した場所は、流れが早く根掛かりが酷かったので即ヤメ。

ウナギこそ釣れなかったが、まぁ私にしては上出来かな。

 

 

そうした事柄をこなしながらも、私は翌朝の釣り場について悩んでいた。予定でもイメージでも、四日市港。下調べも済んでいる。ただ、前日にさる方のブログで豊浜釣り桟橋が絶好調という記事を見てしまったのだ。その時は(もう四日市港へ行くつもりでいたので)「へー、いいなぁ」ぐらいに捉えていたが、ここにきて急速に心を動かされる。確かに方角は逆だが、どのみち翌朝まで釣りをしないなら充分移動出来るのではないか。こういう釣果情報は知ってからなるべく早く行くのが望ましいが、いつでも釣りに行けるとは限らない。しかし今回なら行ける。そもそも四日市港でサビキって、私が勝手に考えているだけでろくに根拠はないよな、等々。

 


ひとまず夕飯を済ませてから考えようと、ラーメンを食べた。博多ラーメン。うまい。


そして私は、豊浜釣り桟橋へ向かうことに決めた。

 

『釣ってみたい魚ランキング ベスト5(暫定)』

  1. シロギス
  2. ウナギ
  3. シーバス
  4. カレイ
  5. アオリイカ


今回はより現実的に、地域や時期となるべく矛盾しない方向で。

とはいえ無理に現実に寄せたのではなく、冷静に考えてこの界隈で釣れない魚や、時期が違う魚(例えば、タチウオ)を「釣りたい!」とあまり思わなくなったのだ。それが釣り人としての成長なのか、たんに余裕がないだけか、分からないが。


にしても我ながら実に正直に食欲が反映されたラインナップだぜ。
あとここには名前が出てきづらいが、コノシロもそろそろ釣ってみたい魚。


『三重県』

まだ中部地方へ来て数年(しかも名古屋市内を中心に仕事ばかり)ということもあって、三重県というと他県=遠いというイメージが抜けきれないでいるが、実際には南知多まで行くぐらいだったら私の住む名古屋からはむしろ四日市とかの方が近いということに気づく。先日行った木曽川だって既に三重県だし。
もっともその程度では波止の状況は大きく変わらず、大きく変えたいのなら更に南へ行く必要があるらしいが、それでもまずは選択肢が増えただけでも大変喜ばしい。


『前言撤回マン…』

疑似餌をメインに使いたい → イソメ・カメジャコ上等
夜釣りは怖そう → そうでもない
竿は2本くらいで → 少なくとも3本は欲しい
テレスコのコンパクトロッドが… → 投げ竿欲すい
釣り場は片道1時間まで → ときには2時間弱

釣りを始めて約5ヵ月。既にもう初志からはだいぶ離れたところへ来てしまった…。肯定的に考えるなら、私がちょっと頭の中で思い描いたぐらいでは到底捉えきれないほど、釣りというものは奥が深い。
まぁ疑似餌に関しては今でも理想として密かに抱いているが、まずは基礎として活き餌に挑戦しているという面もある。それもどう転ぶか分からないが。


『2匹目のドジョウ』

ならぬ、2匹目のウナギ。
ウナギのことは一旦忘れて、また堤防でちょい投げ五目や穴釣りをするというのも面白いはずだ。だいぶ暖かくなってきたことだし、今度こそ何かは釣れる気がする。
でもせっかく縁があって釣れてくれたのだから、感覚を忘れないうちに集中的に取り組んでみるのも手じゃないか。
ウナギは美味しいし、高級品である。自分で釣って上手く調理して食べたり、誰かに振る舞えたらどんなに楽しいだろうか。ただ、おもに振る舞う相手であろう嫁さんは、ウナギが嫌いでこそないものの「普通」なんだけど。

 

ペットボトル釣法、やってみる予定 ( `・ω・´)


『仕事の空き時間での釣りについて』

私の仕事柄、時期によっては空き時間が結構出来る。というか、作り出すことが出来る。融通が効くのだ。屋外へ行くことも条件さえ揃えばさほど難しくない。また、勤務時間中に釣りだなんてけしからん。と、思えるほどの倫理観も生憎持ち合わせいない。

よって「あー、今日は時間が空けられそうだなー」というときに天気が良く、潮も良さそうで、釣果情報もばんばん上がっている。なんて状況で俄然釣りがしたくなるのはもうしょうがないんじゃないかと思う。

だがしかし、釣れた魚は基本食べることを旨としているので、もしいいサイズの魚が釣れてしまったら持ち帰るか人にあげるしかない。受けとってくれる人がいるとは限らないので、持ち帰るつもりでいるべきだろう。

ちなみに嫁さんは学級委員や生徒会に入っていたようなガチガチの優等生タイプだ。

とするといったい何がどうなるか、ちょっとシミュレートしてみよう。


ガチャ

私「ただいまー。嫁ちゃん、ついに釣れたよー! ほら、尺カサゴだ!」

嫁「   」


はい、NG。


ガチャ

私「ただいまー。あ、これ? いやー、もらっちゃってさー」

嫁「誰に?」

私「   」

はい、NG。

小さい職場なので挙げられる名前がない。職場の外にもいない(というか私は職場・親戚以外で中部地方に知り合いはいない)。
せいぜい1回なら押し通せるかもしれないが、二度とは通用すまい。だいいちこれではせっかく釣れた喜びを共有出来ないので、私も面白くない (それは誰かにあげた場合も同じかな) 。

そんなわけで、ああ無念。いくら海が近くにあって時間が空いて、絶好の釣り日和だとしても、私に釣りをすることは出来ないのであった。ちゃんちゃん。

(その代わり釣り場の下見にはよく行くけど)

さて、例によって実食編は手短にするが、前回私に釣られたウナギ。
結構でかくない? とは感じていたが、釣り場では慌ていたので30cmぐらいかなと思っていた。
うねうねしてるしね。それがなんとピンと伸ばせば50cm以上あった。びっくり仰天。

 

 

約53cm


捌き方もネットでいろいろ調べて冷凍庫へ入れて仮死状態にした方がいいなどと書いてあったが、実はこのウナギ。帰ってみれば既に瀕死状態だった。やっぱりいかにウナギが頑丈といえど釣り場でハリスに絡ませてしまったり、飲み込んだ針をハリスごと無理にぐいぐい引っ張ったのがまずかったか。

 

ウナギは泥抜きさせるもんだという意見と、最近では泥抜きに意味はあまりないというのが主流だよという意見の両方があったが、そんなわけでどっちがいいかなどと考える猶予もなくその日のうちに頂くことにした。

 

味は多少落ちるかもしれないが、捌く練習には丁度いいと考えよう。冷凍庫で冷やすパターンだとモタモタしているうちに復活して途中まで捌かれたまま暴れて阿鼻叫喚…ということもあるらしい。そして間違いなく私はモタモタするだろう。

 

 

 

↑モタモタした結果。

 

 

遠目から見るとなんとなく出来ているように見えないこともないが、かなり身を削いでしまっている。木のまな板がなかったから目打ち出来なかった―という言い訳もあるが、それにしても時間をかけてベタベタといじくり回し過ぎた。最終的には料理バサミでチョキチョキ切っている。

 

これを嫁が調理してくれて、晩酌の友に。
調理法としては少しの間魚焼き機で焼いた後、フライパンで頭や骨と一緒に甘辛く煮詰めたようだ。

 

 

 

じゃん

 

 

味は…。うん。不味くはなかったよ。鰻屋さんで食べるのに近いとか遜色ないとかはとても言えないけれど、まぁそれなりに美味しいかな、みたいな。ちょっと味付けがしょっぱかったね。もちろん捌いたときの私の不手際もあると思う…。ほんの僅かだが生臭さが残っていた。釣り場でウナギにダメージも与えすぎた。

 

 

次は、いろんなことをもっと上手くやりたい。

 

 

それでも見た目は素晴らしく、これが自分で釣った魚だと考えるとやはりふつふつと満足感が湧きあがり、自然と顔がにやけてしまう。全部食べてしまうのがもったいないほどだ。
あと頭と骨を魚焼き機で更にじっくり焼いて頂いたのだが、この辺りは本当に美味だった。特に頭の周りの肉。肝も量こそ少ないが普通に美味しかった。

骨せんべいはそのまま食べてもいいが、熱燗に入れて骨酒にも流用してみたぜ。

 

 

 

 

 

 

うっひょう。旨い!!!

 

 


まぁこんな感じで。

 


「釣れて楽しかった」と「今度はもっと上手くやりたい」が合わさって、またウナギを今度は狙って釣りたいという気持ちがあります。コメントでクニさんにご紹介して頂いたペットボトル釣法なるものもローコストでこれはいいなぁ! と思ったり。

 

にわかに日が照ってきて、暑いというほどではないが、上着を脱いでTシャツになる。カメジャコもしばらく使わないし、暑さに弱いと聞いたのでクーラーボックスの中に入れた。氷水が入っているが、カメジャコはプラスチックの餌箱に入っているので直接当たる心配はない。

 

さて、やるぞ。

 

キャスト→巻き取り

 

キャスト→巻き取り

 

この際だから周りに人もいないし、いろんな投げ方を試す。なるべくまっすぐ、遠くまで届くように。タラシの長さを調節したり、始点のポジションを変えたり。おっと、いくら人がいなくても、後ろに誰かいないかちゃんと確認せねば。

 

 

後方確認・・・(チラッ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

    /^o^\フッジッサーン

 

 

ナンダアレ。

ははぁ、なばなの里のアトラクションか。それにしても異様な。なんというセンス…。

 

 

午後1時、ノーバイト。
何となくキャスティングが安定する。
ふとカメジャコの様子を見る。

 

瀕死だ。

 

クーラーボックスの氷水が餌箱の横の穴から浸水したらしい。もともと元気がなくなってきてはいたのだけど…。現在3匹。冷凍カメジャコなんてのもあるくらいだから死んでも使えないわけではないと思いたいが…。

 

午後2時、ノーバイト。
足元のテトラ帯にシーバスらしき魚影がぬっと浮かび上がる。でかい。50cm近いな。付近をゆっくりリトリーブするが、何もなし。しばらく後にまた姿を現す。

 

居付きなのか…?
住処とまではいかないまでも、彼のパトロール範囲に入っているのかもしれない。

ぶっ込みの方がいいか。

 

いや。

 

ここで妙案が閃く。例のタコ釣り用のカニルアーの代わりにカメジャコを連結してクーラーボックスに繋いでぶっ込んでしまえばいいのでは?

もちろん魚のパワーによってはクーラーボックスなどでは引っ張られてしまうことも想定しているが、位置的に最悪の場合でもテトラに引っかかるはずだ。カメジャコも消費出来てまさに一石二鳥。

 

似非ぶっ込み仕掛けを気にしつつ、引き続きキャスティングする。

 

午後4時、ノーバイト。
そろそろ夕方か…。

 

ここでちょっと問題というほどではないが、風と川の流れを受けて杭の近くをルアーが泳ぐ感じでそれが丁度良かったのだが、上げ潮とともに風も流れも早くなり、そろそろ杭に当たってしまいそうだ。さいわい付近に人はいないので、荷物を持ってちょっと小移動することに。

 

 

おっと、カメジャコも。結局何もかからなかったなー。まぁ無理もないか…、こんな子供騙しにしかk

 

 

ん? ちょっと重いな。

 

 

ゴミかな。

 

 

・・・あ

 

 

 

 

 

 

 

う   な   ぎ   ! ! !

 

 

 

上の写真を撮り、急いで針を外そうとするも、ヌルヌルしてしっかり掴めない。ハリスを引っ張っても内蔵ごと出てきそうだ。そうこうしている間にウナギは暴れまわってハリスに絡まり、それが食い込んでRPGの終盤に出てくる悪魔属性の敵キャラみたいになっている。

 

よし、もう切ろう。
切るのは意外に手早く出来たのでさっさとバケツに入れる。とはいえどうすればいいのか頭の中はパニックだ。と、ちょっと目を離した隙にバケツから脱走して地面をうねうねしている。

 

に、逃げられるー。

 

慌ててバケツに放り込み、確実に蓋を閉める(メッシュの蓋が付いてる)。これでひとまず安心だ。足元に血塗れの何かが落ちているのに気付くが、よく見たらカメジャコだった。

 

うん、落ち着こう。

 

血抜きなどの下処理はした方がいいのかな?

 

まずは落ち着いてネットで検索だ。
なになに、ウナギは死んだ瞬間から味が落ちるのでバケツなどで生かして持って帰ること。ウナギは頑丈でちょっとやそっと死なないのであまり神経質にならないこと。ただし酸欠には弱いのでバケツの水は少なめにすること。ふむふむ、なるほど。

では少し水を減らして、これでよしと。

 

あー、びっくりした。

この騒動の間に移動しようとした場所に人が来てたので、とりあえず場所はこのままで。

これで一応坊主は逃れたのかな?
でもなー、釣竿で釣り上げたわけじゃないしなー。ひどく原始的な罠にウナギがかかってくれたというか。もちろん嬉しいは嬉しいけれど、ちょっと微妙に釈然としないところもある。

 

文句なしの『釣果』を上げる為に、日没&満潮を目指して再びキャスティングに精を出すぜ!

 

 

 

釣れなかった。

 


しいて言えばシンキングミノーをひとつ杭に引っ掛けてなくした。
カメジャコも同様の罠で最後まで使い切ったが、ハリスが切れていたりした(かかって、テトラなどに擦って切ったのか?)。
満潮後の午後7時ころまで粘ったが、風が強くなってきて、ちょっと頭痛もしてきたので帰還した。

 

 

結局釣りが出来たのは(移動時間も合わせて、仮眠時間は抜いて)16時間ぐらいかな?

まぁ上出来でしょう。前日の仕事がタフだったとはいえ、多分GW前半でそこそこゆっくり休養出来たから実現出来たのだろう。よかったよかった。釣果については…、うーん。思っていたのとは違うというか、我ながら締まらない感じではあるけど、まぁ面白かったからいいかな。次は頑張ってあまりヌルヌルしてない魚を釣竿でちゃんと釣りたいと思います。

 

 

釣行日 5.7
場所 貯木場、木曽川、長良川
釣果? ウナギ1匹(?)

反省点 ウナギを釣ったら速やかにハリスを切ってバケツに入れ、蓋をしよう。