政府は5日午後の閣議で、国連平和維持活動(PKO)協力法に基づき、大地震の被害を受けたハイチで復興支援活動を行う国連ハイチ安定化派遣団(MINUSTAH)に、陸上自衛隊の施設部隊約350人を派遣することを決めた。自衛隊のPKO参加は7回目。1992~93年のカンボジア(約600人)、2002~04年の東ティモール(約690人)に次ぐ大規模派遣となる。
 陸自部隊は、首都ポルトープランス西方の地域を宿営地とする方向で調整。幹線道路の補修や、がれきの除去などを行う。派遣期間は当面、11月末までの約10カ月間。
 閣議決定を受け、北沢俊美防衛相は折木良一統合幕僚長らに対し、派遣を命令。陸自中央即応連隊(宇都宮市)などによる第1陣の約160人は6日に出発し、早ければ8日未明(現地時間7日昼)にもハイチに到着する。陸自第5旅団(北海道帯広市)を主軸とする本隊は、今月下旬から順次現地入りする見通しだ。
 持ち込む機材は、油圧ショベルやブルドーザー、トラック、軽装甲機動車など計約150両。また、護身用に拳銃、小銃、機関銃を携行する。 

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