三重県松阪市は15日、認知症の高齢者らが暮らす市の施設「グループホームいいたか」(同市飯高町)の指定管理者「社会福祉法人いいたか」(田中晋一理事長)が、介護報酬を不正受給していたと発表した。

 介護支援専門員(ケアマネジャー)がいないのに、配置しているように装っていたという。

 市は不正受給分と課徴金計約8043万円の返還を求める。

 また、7月1日付で同施設のグループホーム指定と、同法人の指定管理者指定を取り消す。市はそれまでに、新たな指定管理者を選定する方針。

 市によると、同施設は設置が義務付けられているケアマネジャーを創設の06年4月(当時の指定管理者は、同法人の前身のNPO法人)から09年8月まで置かず、介護計画を作成していなかった。返還を求めるのは、社会福祉法人化した08年1月以降の不正分。

 この施設では現在、17人が生活している。うち1人は同県鈴鹿、亀山両市で組織する鈴鹿亀山地区広域連合が入居させており、同連合も約513万円の返還を法人に求める。【橋本明、大原隆】

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