在宅医療で使われる酸素濃縮装置のチューブなどに、たばこの火などが引火して患者が死亡する火事が相次いでいるとして、厚生労働省は15日、装置に火の気を近づけないよう都道府県などを通して患者に呼びかけた。

 社団法人「日本産業・医療ガス協会」によると、心肺機能に障害がある人が自宅で酸素を吸引できる酸素濃縮装置は2009年7月現在、全国で約15万人が使用する。

 普及の広がりに伴って事故も増え、03年10月以降では一酸化炭素中毒ややけどで計26人が死亡。特に昨年は6人が次々に焼死した。原因は酸素の通るチューブにたばこの火が移ったケースのほか、装置から漏れ出た酸素でストーブの火が燃え広がったり、漏電が引き金になったケースもあった。

 厚労省は「使用中は火気の取り扱いに十分注意してほしい」としている。

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