昨日(4/19)「カラフルメリィでオハヨ(ナイロン100℃)
」を観てまいりました。
幕があいてオープニングクレジット(?)が始まるまでの短い間、既に
「すげー、間違いなく神様アタシに用意してくれたチケットだわ。」
と思いました。
この舞台、一昨日会社の人(女性)に誘われたんです。
「友達が行けなくなっちゃったんだけど、
他に大倉孝二の良さを知ってるのはチミしかいない」と。
同じ案件を一緒にこなしてる人なので、
なんとか時間のやりくりして一緒に行こうということになりました。
#その人は大倉孝二さんのファンなんです。
で、なんで「神様のくれたチケットだ」と思ったかというと、
ウチの母も(脳梗塞ではないけど)若年性の同じ病を患ってるんです。
だからだと思うのですが、かなり抽象的な演出や言い回しも、
バラバラに組み立てられた場面も、
頭を使うのではなく、自然に体の中に入ってくる感じがしました。
アタシは今このタイミングで観てホントに良かったと思う。
エンディングまでずーっと笑わせて笑わせて笑わせて
「泣かせ」に力を入れた場面を一切使わなかったのは、
ケラリーノさんのお父様への最大の愛情表現なのかもしれません。
逆にそれがちょっと泣かされました。
まぁそう思えるのも、この歳になってるからなんですよね。
どんなことも笑いに変える力があれば人生そんなに悪くないよねって。
笑って過ごして、少しだけ泣いたらいいですよって言われた気がしました。
あぁ、もうホントにタイミング良くこの作品に出会えたなぁ。
カラフルメリィが何だったのか、
(しいたけチャンに存在感を奪われて)
にょきにょき動物が結局どんなだったのか
結局よくわからなかったけど、
まぁ、それはケラリーノさんとお父様との間において
はじめて意味を持つ言葉だと思うので。
しっかし、ケラリーノさんの脚本は、
テレビよりも舞台の方が活きますね。
そして、役者の皆さんがホントにお上手なんですよね。
みのすけさん
、山崎一さんが同じ雰囲気を持っているのもすごいですし、
二役やってる人たちの演じ分けも素晴しかった。
特に八郎くんと岬くんが同じ人だったとは...。
ニキニキちゃん(馬渕英俚可ちゃん)は、
かわいさと色っぽさが共存しててとても魅力的だったし、
大倉孝二さんもテレビで観てる以上に、
すごくいい間で最高のリアクション☆
アタシ個人の好みでは、
見かけは極悪なのにあたりはソフトな艦長
がよかったっす。
看護婦さんたちとの掛け合いは絶品です。
うちのチビッコもケラリーノ好き(正確にはナゴム好き)だし、
ナイロン100℃、また行きたいかも。