【ゴースト ニューヨークの幻】死んでも守る男【レビュー】 | 映画レビューこれだけは見とけ!!~サルでもやってる映画評論~

【ゴースト ニューヨークの幻】死んでも守る男【レビュー】


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星3つ:★★★☆☆

1990年 アメリカ 128分

原題:Ghost
監督:ジェリー・ザッカー
出演者:パトリック・スウェイジ
    デミ・ムーア


あらすじ
ニューヨークに住む恋人同士のサムとモリーは仕事も生活も順調にこなし、幸せで平和な日々を送っていた。
ある晩、劇場を見に行き、その帰りにモリーがサムにプロポーズをした。
しかし幸せな二人に暴漢が襲い、モリーを守ろうとしたサムは撃ち殺されてしまう。
死んだサムは天国へ行くことを拒否し、モリーをいつまでも見守ることを選ぶ。
数日後、モリーが散歩から帰ってくるとある男がアパートに侵入して来た。
モリーは気が付いていないが、ゴーストになり見守っているサムは男の侵入に気が付く。
そして、サムはその男を見て驚いた。それは自分を殺した男だったのだ。


感想(ネタバレを含む)
こちらもみなさんご存知の名作。

恋人を全身全霊をかけて守る映画。
「死んでもお前を守る」とはまさにこのことですね。

この作品の設定として、善人は天国へ、悪人は地獄へ、善人で心残りがあれば目的を果たして天国へ行くというキリスト教の考え方になっているらしいです。

話としては非常に単純です。
愛する恋人をゴーストとして見守り、悪人から守り天国へ旅立つ姿は今では珍しくない設定ですよね。
その設定の元祖がこの作品らしいです。

僕としてはすごく好きな作品で、とにかく楽に見れるし、ハラハラもさせてくれます。

見てる人が次はこうあって欲しいと思った通りに進むストーリーなので、ストレスなく見れるところが好きです。

言ってしまえばもう少しひねった脚本でも良かったのかもしれませんが、この単純さがこの作品の良さなのではないでしょうか?

「天使にラブ・ソングを…」で有名なウーピー・ゴールドバーグのコミカルな演技にも注目です。

大好きな恋人に「愛してる」の一言を言えずして死んでしまったサムがあまりにも可哀想。
しかし、最後にはちゃんと思いを伝えられたので良かったですね。

やはりハッピーエンドだと心が温まります。

ショートカットのデミ・ムーアがすごく可愛らしいです。
僕はこの映画でショートカット好きになりました。笑

みなさんも大切な人には「愛してる」ということをちゃんと伝えましょう。
もし、そういう人がいない方は友人もしくは家族を大切にしましょう。