今日は電車の中でも、誰にもバレずにできる骨盤底筋のトレーニングをご紹介します。
電車で、ふと前に座っている若い男女をみると、座ってる姿勢がとっても悪かったのです。
背もたれよりも、かなり前にお尻をおいて座っています。
そうすると、腰が落ちて丸まり、背中も丸まります。
楽な姿勢ではあるけれど、ちょいとだらしなくも見えます。
彼らは若かったから、ただのだらしない姿勢という感じですが、私とか中年世代がやると、一気に疲れた、老けおばさんに見えてしまうから気をつけたいですね。
姿勢が良いだけでも、若々しく見られます。
家でリラックスしている時は良いけれど、せめて電車の中だけでも姿勢は意識したいですよね。
姿勢をよくする上で大事な筋肉のひとつが骨盤底筋群です。
【＊骨盤底筋が落ちるとなりやすい状態】
骨盤底筋という言葉は、女性なら一度ぐらいはきいた事があるかもしれません。
この筋肉は、体の中でも、とても大切な筋肉です。
骨盤の一番下にハンモック状にあり、内臓を下から支えてくれる頑張りやさんの筋肉です。
しかも、筋肉に女性の場合３つも穴が空いています。（男性はひとつだけどね）
唯一、筋肉の中で穴がある筋肉です。
開いたり、閉じたりします。
特に出産を経験された方はものすごーく伸ばされますね。
また赤ちゃんがお腹の中で大きくなると、骨盤内も圧迫され、骨盤底筋も重さに耐えきれないで、子宮脱などになってしまう方もいらっしゃいます。
ほんとに、出産て大仕事ですね。
筋肉は使わないと落ちます。
他の筋肉と同様にこの骨盤底筋も衰えます。
加齢とともに落ちやすくなります。
すると、くしゃみをした時にあれっ、ちょびっとちびった！なんて事もあるわけです。
下の話しなので、話題は出しずらいけれど、女性の半分は軽い尿モレなどの経験があるそうです。
でも、エクササイズで鍛えることができるので、心配ご無用です。
【＊骨盤底筋のトレーニング効果】
骨盤底を鍛えるだけで、尿モレやお腹ぽっこりも解消できて、おまけに姿勢もよくなり、腿も引き締まる。
そして、そこが活性化することで、女性性も高まる！
最近では、ここを鍛えると生理の時、トイレに行った時に血を出すというような、経血もコントロールできるという事も言われているようです。
やるしかないよね～。
しかも簡単です。
【＊座ってできるエクササイズ】
まず、足の裏はしっかり床につけます。
内もも～足先までぴったりと合わせます
お尻の下に手を入れて座骨（座った時にゴリゴリと椅子にあたる骨）を確認して、右と左の座骨をちょっと寄せるようにして、座骨の上に背骨をのっけるようにして座ります。
そして、左右のお尻のぽっぺたをきゅーっと合わせるように締める。
もしくは、膣でティッシュペーパーをスーッと引き上げるようなイメージ、
またはおならがでそうなのを止めるようなイメージで肛門をしめる
を行い、５秒キープしたら、ふーっと息を吐いて、ゆるめます。
それを１０回ほど繰り返します。
リズムを変えても良いです。
あまり締め付け過ぎるよりも、優しい気持ちでいやってみて下さいね。
膣の中にパールがあるとイメージして、それを優しく包みこむ感じでと教えてもらった事があるのですが、私はそれが一番しっくりきましたよ。
座っていてもできるから、どこでもできます。
電車の中でもできちゃうエクササイズです。
足を閉じて座るって、それだけでもけっこうお腹周りに効きますね。
継続は力なりですから、毎日少しずつでもやってみると効果を実感できますよ。
ちなみに男性にもこのトレーニングはおすすめです。
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