今回は、股関節について書きます。
股関節は、体に中で一番大きな関節。
しかも前、後ろ、横、斜め、いろんな方向に動く関節です。
立ったり、座ったり、しゃがんだり、走ったり、ジャンプしたりする時にも体を支えてくれています。
上半身と下半身を骨盤を中心につないでいます。
この動きが悪くなると当然、筋肉の動きも制限され動かなくなるので足がむくみやすくなってしまうわけです。
現代は、昔に比べて生活の環境からしても、股関節の動きがあまりないので、硬くなりやすいのです。
ということで、股関節を柔らかくして、むくみも解消しちゃいましょう。
【*股関節が硬い原因は?】
股関節が硬いのは、
・ももの裏や背中の筋肉が硬い、またはこっている
・股関節に力をいれて使うクセがある
体の背面が硬いと、体を前に曲げにくいので、股関節の動きにも制限がかかるためですね。
逆にももの前が張っていたり、こっていたり、緊張していると股関節も緊張状態になります。
そり腰気味の方や高いヒールの靴を履く方に多いですね。
【*まずは股関節をゆるめる】
椅子に座っても、床に座ってやってもどちらでもできます。
最初に両手を合わせて優しくこすり合わせます。
手の平があたたまったら、両足を開いて、内股、腿の前、腿の外側、ももの裏、足の付け根(パンツのライン)お尻をよーくさすります。
ポンポンたたくのも、血行がよくなって動きやすくなります。
次に片足をななめ前に投げ出して、両手を腿の両側に置きます。
丸太をゆらすように股関節を中心に左右にコロコロゆすります。
ここでのポイントは、膝のブラブラ体操と同じく、力を抜いて小さく動かします。
【*股関節に関係する筋肉をストレッチする】
ゆるめて股関節をリセットした後は、ストレッチで伸ばします。
もも裏、ももの内側、足の付け根、お尻
足裏を合わせて座ります。
両手を両膝に置き上から軽く押します。
足の付け根の内側のストレッチです。
そのまま片足は体の前に出します。
腰を立てて、背筋を伸ばして、体を前に倒します。
曲げている足を伸ばしている足にのせて行うと、ももの裏と同時にお尻もストレッチされますよ。
背筋を伸ばして倒すと、ちょっと前に上体を倒すだけで、ももの裏側がかなり伸びます。
ゆっくりの20秒ぐらいは伸ばしょう。
「痛きもち良い」範囲でね。
今度は、足を体の横に開きます、
横に出している方の足側の手を体の前の床につきます。
反対側にの手(膝が曲がっている方)の手を天井にむけて伸ばし、伸ばしている足の方向に体を少し倒します。
脇腹と内股が伸びた感じがあります。
そして、その後は、足を後ろへ伸ばします。
足の付け根がのびます。
ボールを使っても、これらの筋肉をほぐしてストレッチができます。
ストレッチで筋肉の血行がよくなったら
【*スクワットで股関節を安定させる】
しっかりと股関節を使ってスクワットをすることで、しなやかで動きやすい機能的な股関節になりますよ。
しっかりと股関節を曲げて、お尻をつきだすようにして、膝を曲げて、ゆっくりとスクワットを5回~10回。
足も引き締まるし、美脚、美尻になっちゃいましょう!
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