自分の進化に対するご褒美
皆さんおはようございます。
経営コンサルタントのモーちゃんこと毛利たかのぶです。
さて、今日から巷では連休なので、少し軽いお話をしたいと思います。
先日、息子君と外食していると「俺、来年試験受かったらオメガを買おうと思っているんだけど、どう思う?」と言ってきました「
「お前の稼いだお金だから好きなモノを買えばいいけど、貯金はしているの?」と尋ねました。
すると、積み立てとボーナスは全額しているとのことでした。
先輩に相談したら「オメガかローレックス」と言ったそうな。
「ロレックスのどこがいいって言っていた?」と言うと、「故障しないのと値落ちしない」と言っていたらしい。
モーちゃんは、なるほど人夫々価値観が違うものの「故障しない、価格が落ちない」という選択は、それはそれで間違いないと思った。
息子君に「時計は高いからいいってもんじゃない。それで云うならセイコーかシチズンが間違いないが、それでは味気ないので、いろんな時計を見て、歴史を楽しむのもいいんだぞ」と・・・
世界最初に腕時計を発明した『ブランパン』もいいし、
世界初の腕の振動で、ゼンマイを巻く自動巻きを発明した『フォルティス』もいいし、
世界で初めて、クロノグラフを作った『ロンジン』もいいぞ。あ、それとどうせ買うなら「ムーンフェイズ」にしたらとアドバイスしました。
あと、時計通は、手巻きにこだわるんだぞ!ともアドバイスしました。
息子君は、ムーンフェイズのことを質問してきました。
ムーンフェイズを最初に作ったのは、天才時計師と言われたルイ・ブレゲです。
ムーンフェイズは、かつて太陽暦の前に、月の満ち欠けの周期29日半というサイクルを、「半」は歯車で使うことができないので、ブレゲは倍の59日で、1回転するという歯車を作り、潮の満ち干を確認するために船舶や釣り人に愛用されたものです。
「まぁ、ブレゲが高いので、オメガを買うならムーンフェイズ機構が付いたものを買ったら」とアドバイスしておきました。
モーちゃんの時代は、お金があったらアパートのグレードを良くしたいという目標でしたが、自宅から通っている息子にとっては、自分の身に付けるものしか興味がないのは当然として、目標を決めて、それが叶ったら自分に対するご褒美を買う。
という選択は、とってもいいことだと思います。
でも、時代が違うといえば、おしまいですが、モーちやんは北海道から出てきて、アパートから電話、車、冷蔵庫など全て自分で買っていたので、わが子ながら少し羨ましいと嫉妬したのだった