高妻山(1) いくつものピークを越えて | 山の端(やまのは)トレイル

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自然界が創り出す最高の曲線美「稜線」。今週もどこかの稜線に導かれて…そんな登山初心者の山行記録。

高妻山(2353m)


戸隠連峰の最高峰。別名「戸隠富士」。


いつも事前に登山道の確認をするときにお世話になっいる「ヤマレコ」。


その中でも「2度と登りたくない山」として「高妻山」「平ヶ岳」あたりの名前がよく出てきます。


今回はいろいろなハプニングにも出会いながら、まさに「修行」の山行でした。



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2012年10月21日 (日帰り) 晴れ晴れ


戸隠キャンプ場(6:00)ー一不動避難小屋ー五地蔵山ー高妻山山頂(10:05/10:40)ー六弥勒ー弥勒尾根経由ー戸隠キャンプ場(13:28)


標高差:1236m


標準タイム:登り4時間55分/下り3時間40分



今までで一番のロングコース。


朝6時前に戸隠キャンプ場入口の駐車場に到着。まだ数台の車車


もう10月下旬で朝はダウンがないと寒い得意げ


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トイレ。ここか戸隠牧場内にあります。


道中はありません。


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キャンプ場入口から10分ほどで戸隠牧場入口。

ここにも10台ほど車を停められます。


正面に見えるのが蕎麦屋さんの「岳」。下りてここでお蕎麦を食べる人も多いみたい割り箸


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ここを入ったところが牧場事務所で登山届もここで出します。


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注意書き。これは読んどかなきゃね。

こう書いてあっても一不動避難所で緊急でなく宿泊する登山者がいるらしい。

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入っていくと左手にキャンプ場。

ここのキャンプ場は人気で長野市民もよく利用します。

昨年、区画整理されて使いやすくなったとかニュースでやってましたテレビ


正面がトイレ。キャンプ場利用者専用ですが、ここが最後のトイレです。


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飯縄山。朝もやがいい感じ合格


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牛留の柵を越えて進みます。


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朝日を浴びて綺麗な戸隠~九頭竜山。


ここを縦走して高妻山に抜けるコースもあります。日帰りだとかなり時間かかりそうあせる


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正面のピークは「五地蔵山」。高妻山はさらにこの向こうにあり見えません。


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牛留の柵NO2。ここも越えてさらに進みます。

先行するハイカーさんがいたので勝手にモデルになってもらいましたカメラ


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牛の中を進んでいくと・・・


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最後の牛留の柵NO3。

ここから本格的な登山道が始まりますアップ


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何回か渡渉を繰り返し・・・

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それほど急ではないですが1時間ほど登っていくと・・・


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「滑滝」に到着します。

その名のとおり雨の日などは滑りやすくなっていますが足場はしっかりしています。


単独山ガールががんばって登っていますあし


単独行の山ガールって「ほんとに山が好きなんだなぁ」ってうれしくなってしまうのは僕だけ!?


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「滑滝」を上から。

ここはかち合うと混雑しそうだな。


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さらに上に行くと、大きな一枚岩の「帯岩」。


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なんか不思議な鎖のきり方ショック!


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真ん中ぐらいから振り返る。けっこう長い。20~30mぐらいは続く横ばい。


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下を見る。ここは落ちたらかなりやばそうだドクロ


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横ばいを過ぎると最後の鎖。

ここは3点確保で確実に。


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けっこう長いガレた登り。


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そろそろ稜線にでるかなぁ・・・


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一不動」避難小屋に到着。


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避難小屋の中。冬場は寒そう~~~雪の結晶

夏場はここにザックをデポして戸隠方面や高妻方面にアタックする人がけっこういるらしい。


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避難小屋から見える「二釈迦」のピーク。


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登ってる登ってるアップ


実はこんな感じで「三文殊」→「四普賢」→「五地蔵」とそれぞれのピークを越えていくことになります叫び


これが「2度と登りたくない山」と嫌われてしまう理由で、こんなピークを合計6つほど越えて、ようやく高妻山の最後の急登下までたどり着きます。


まさに修行の山ドクロ


おそらくこの山を開いた修行僧たちには「トラバース」という言葉は無縁だったようですあせる


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二釈迦」。ピークにはそれぞれ小さな祠が。


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下に広がる戸隠牧場。

そこからこの沢をズンドコ登って来たわけですなショック!


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ようやく「三文殊」。


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三文殊あたりからようやく「高妻山」が見えてきます目


グルンと大回りして行くわけですが、45度ぐらいありそうなおぞましい急登ではありませんかDASH!


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さぁ先を急ごう…


としばらく進むとここでハプニングがショック!


先行していたおじちゃんが写真を撮っていたので、それを「お先です」と追い越そうとしたら話しかけてくる。


「みんなすごい早いなぁ。この山は健脚ばっかりやぁ。」


それを聞きながら足を止めずに登山道を曲がると・・・


「キャぁあせる


おばちゃんが座りション(当たり前か)をしていたのです叫び


確かに、狭い稜線の上なので、オシッコをする場所があるはずもないのですが、そんな道の真ん中では予測もしていなかったので


「ゴ、ゴメンナサイ得意げ


というしかない。

おじちゃんはどうやら奥さんのオシッコの時間稼ぎに僕を引きとめようとしたようで・・・


それなら「ちょっと用を足してるから待って」とハッキリ言ってくれればいいのにガーン


すごいものを見てしまったではないか…(((( ;°Д°))))



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気を取り直して出発。


これから越えて行くピーク・・・手前が「四普賢」、その奥が「五地蔵山(1998m)」。

そこから左に曲がって「七薬師」、そのさらに左に「八観音」・・・


気が遠くなりませんか?とにかく越えて越えて越えまくる山行です汗


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四普賢」。


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さぁ、中間地点の「五地蔵山」。


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最後の大ボス「高妻山」がずっと見ています。


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よし「五地蔵」をやっつけたぞパンチ!


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五地蔵を過ぎてしばらく進むと・・・


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あれあれ、いきなり「六弥勒」。ピークでもないのに・・・

これはありがたいクラッカー


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七薬師」撃破爆弾


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まだまだ続くよ・・・


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高妻山もだいぶ近くなってきたグー


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けっこう手ごわい「八観音」のピーク。


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「いい坂持ってるぜグッド!


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「八観音」から戸隠連峰。ギザギザしてますなぁ。

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「八観音」から「高妻山」。


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しばらく行くと「九勢至」。

ここはちょっとした小高い丘程度でしたニコニコ


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ついに大ボスまでたどり着きましたが、ここまででかなりの体力を奪われています得意げ


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しかも写真では分かりにくいですが、かなりの強敵ですガーン


はっきり言って今までで最大の急登アップ

まさに垂直に登って行っているような感覚すら覚えます・・・


なんでここに鎖がないのむかっってところも何箇所かありました。


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もう体力を使い果たして登り切ったクラッカーと思ったら頂上はまだその先でした。


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山頂に移動する途中に「十阿弥陀」登場。


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その先はゴツゴツした岩を乗り越えて・・・


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ようやく「高妻山山頂」。


あれ、十三仏のはずなのに「十阿弥陀」までしか出てきてないじゃんあせる


実はこの先にもう一つ「乙妻山(2318m)」という山があり、そこが終点の「十三虚空蔵」。


当然そこまで行ったよね?って


行くわけないじゃんグッド!



高妻山(2) へ続く・・・



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