なんだか中華料理やらを大量に間にはさみ、MZWの試乗記にも抜かれましたが、気を取り直してCX-5発表会の続きです。
会場にはジールレッドマイカのCX-5が斜めになって展示されていましたが、実はこれ、車体下面を見せるための工夫。
CX-5は床下を流れた空気を車両後方で強く吹き上げることでスムーズに後方へ導く「空力グラインドライン」が設定され、このラインに基づいて床下の空力パーツのレイアウトが決定されたそうです。つまりCX-5は床下も「見どころ」のひとつなので、こういう展示になっているわけです。
普通、新車発表会や試乗会でほふく前進で床下に潜り込むようなマネをするのはMFiぐらいなので、これは嬉しい配慮(?)でした。
おや? なぜ斜めに展示を?
実は床下を見せるためでした。床下を流れる空気が速く、まっすぐに流れるよう最適化するためのセンターフロアカバーがわかります。
リヤから見た車体下面。フロントサスペンションはストラット、リヤはマルチリンクです。きっと「サスペンションウォッチング」で取り上げてくれることでしょう。
さて、プレマシーのシートなど、マツダ車の使い勝手アイテムに欠かせない(?)忍者屋敷アイテムのような“KARAKURI(カラクリ)”シリーズですが、このCX-5に搭載されたのは「カラクリトノカバー」。
これはリヤゲートの開閉に連動して上下に動くトノカバーであります。つまり荷物の出し入れのたびにトノカバーを動かす必要がないというわけ。
これが「カラクリトノカバー」です。「殿カバー」にして「殿」シリーズも展開して欲しかったところです。
そして不肖・タカハシが最も評価したのがドライビングポジション。これはもう「一度座ってみてください!!」とマツダのセールスマンでもないのに平伏してお願いいたします。
シート座面はヘナヘナな2本か3本の棒ではなく、きちんとSばねが入り、「む、こ、この剛性は?」と思って説明員の方に伺ったら、案の定、クッションクロスメンバーと称する部材が入っておりました。いや、アフォーダブルカーでは贅沢なシートです。
そして10時10分を基本形とし、上でも下でもしっかりホールドできるステアリングホイールのデザインも秀逸。
思わず「これ、今すぐにでも走らせたいですっ!! 試乗したいですぅ~」と広報部の方を困らせに行ってしましました、はい。
ステアリングホイールはどこでも手になじむ秀逸なデザインです。秘密はこの曲面形状にあると思いますが、不肖・タカハシのアタマでは理屈を体系化できません。
そんなわけで本日、MZWの日記にもあるように編集部スタッフでCX-5を試乗して参りました。
その感想は、まさに「走る楽しさ--ZOOM-ZOOM」でございました。本当はそんなに小さくないはずなのですが、「お、これは完全にコントロールできるぞ」と思わせる操作感や思い通りにクルマがついてくる感覚など「かなり造り込んだなぁ」という印象でございます。
久々に「もうちょっと乗っていたいな」と思った1台です。