私の中には、何人かの「私」が存在しています。


危ないヤツだと、引かないでください・・・。


「医師」として、冷静にその体や心の状態を見ている「私」・・・(仮にAとしましょう)と、

その状況に右往左往する、so called 『一般人』の「私」・・・(仮称B)


最近も、体に違和感から痛み(痛いというより、不快感)に近い感覚が生じてきていました。

それは、明らかに、体のいろいろな関節の可動域が広がりだしてから、感じ始めました。


Aは、理論的に考えて、

この可能性は少ないから、大丈夫。

ここが原因ではなさそうだから、もうしばらく様子を見てみたら?

と私C(あ、AとBの意見を聞いている、もう一人の「私」がいました・・・。)に言います。


すると、

Bは、

「またまた、そんな楽観的なこと言って・・・。ここが悪くなってたら、どうするの?ますます、悪化するんじゃない?」

「だんだん症状が悪化すると、こんな風になってくるんでしょ?」

と、ネガティブなことばかりささやきかけてきます。


私Cは、その二人の意見を交互に聞いて、

どうしたらいいものか・・・と、困惑。



過去にも、何度か、

パッキ~ン・・・と私が分かれる瞬間があって、

それは、いつも、自分の体調が悪くなったときでした。


そして、それは、常に

Aの判断が正解でした。


今朝、

今までしばらくの間、感じていた違和感から不快感に変わっていたものが、

軽くなり始めているのを感じました。

昨日のアーサナの練習の後、今までになく、さらに体が開いて、爽快感にも近い軽さとリフレッシュ感を感じたので、「Aの言うことを信じよう」と確信したばかりでした。


痛みは、不安や恐れを誘起するものだということ。

それは、交感神経の緊張状態を強め、さらに筋緊張を高め、痛みの閾値を下げる(感じやすくなる・・・ということ)のだということ。

それは、起きて活動しているときだけでなく、寝ているときにも、ずっと続いている状態で、寝ていても体と心は緊張し続けているのだということ・・・。


そんなことを、今回の症状から、身をもって学びました。


どんなところにも、学びの種はある・・・。


痛い学びこそ、かけがえのないもの。


ただし、繰り返さないように、しっかりとその原因を見つめないと・・・と思います。


今日も一日、笑顔でいられたら・・・と思います音譜