若年会計士たちが税務業務で食えている件
メルマガですが、今月は実態調査の内容を書いてきたんですが、ちょっと変えましょう。
すでに監査法人を卒業した読者にとって、この内容だけだと有益じゃなくて申し訳ないので。
親日のが残ってますが、来月書きます。
今月は、30歳前後で独立して税務で伸ばしている会計士の事務所を視察してきた内容を書きました。
最近、会計士の中で、比較的若い人たちで、税務メインで独立して成功しているケースをよく見ます。一方で、税理士試験を受験して合格しても、うまくいっている人は少なく独立に失敗してしまっているのも多いと感じます。
税理士試験組は、税務の勉強をしてきている上に会計事務所業務経験者が多いにも関わらず、経験不足の若年会計士に自らの土俵のマーケットを蹂躙されてしまうのはなぜでしょうか。メルマガだから本音がかけるのです。
【今週の目次】
1.若手が進出を始めた税務
■ 税務業務は「農業で言えばコメ作り」?
■ 税理士試験受験者の減少問題について
2.税務会計事務所の構造変化
■ いま伸びている若手たちの特徴
■ Webマーケティングの再考と税理士紹介会社を躊躇なく利用
■ 高度な専門サービスは「ハリボテ」や「ブランディング」として利用
3.どうして今、「ファーストペンギン」が税務に取り組むのか
■ ITツールを駆使して従来型の業務を再定義している
■ 完結型ではなく分散型の業務
■ サバイバル力
■ 新レッドオーシャン無双伝「競争相手の質が違いすぎる」
■ 「ノウハウ」が手軽になった
実態調査よりPwCあらた監査法人の内部情報
最近、ちょっと監査法人関係の人たちとは付き合いが疎遠になってきていて、メルマガに流してあげられるような情報が減ってきているんですよね。
その分、会計事務所業務の比重が増えて、独立したい人たちには有益な情報が多くかけるんですけども。
さて、実態調査結果で今回は注目のPwCあらたです。
【今週の目次】
1.世界最強で国内最弱のPwC
■ 英語力のあるなしが昇進に差のファーム
■ 実態調査結果の満足度は思ったよりも高かった
■ 非公認会計士の割合が高い風土
2.PwCあらたの情報
■ 非監査業務に力点
■ アドバイザリーの評価
■ それほど自由にならないキャリアの可能性
■ 「有給ブロック」が蔓延しているという現場の疲弊度
■ まとめと太郎の指南書
実態調査より有限責任監査法人トーマツの報告
今回はトーマツについてまとめておきます。
【今週の目次】
1.体育会系と言われ避けられるちょっと残念だけど応援したい監査法人
■ ハイクオリティ・低付加価値のこの法人は正しいのか
■ アンチ体制で非権威主義
■ 知識よりもコミュニケーション。前期の調書写しは低評価とする文化
2.トーマツの情報
■ トーマツコンサルティング&FAの大躍進が成長ドライバー
■ 組織や出世について:学歴はまったく気にしない風土
■ 繁忙度や離職願望についての声
■ まとめと太郎の指南書