グロービス研修第一回(クリティカルシンキング) | モチベーショントレーナー奮闘記

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現在フィリピンのセブでスタートアップに従事しています。
フィリピン・セブでの暮らし、仕事の中での気づきなどを記録していきます。

今年度当社では提案力強化策の一環としてグロービスの研修が実施されることになった。


全4回で管理者を含めた全営業マンが受講。


ジュニアチーム、シニアチーム、マネジメントチームの3チームそれぞれにカリキュラムが設けられている。


私の受講するシニアチームはクリティカルシンキングの講座を2回、マーケティングと経営戦略を各1回ずつの計4回で構成されている。


昨日は第一回目が行われた。


事前にテキストを渡され課題の提出を求められた。


昨日は午前9時にはじまり、午後5時までみっちりの研修だった。


昨日の目的は、考える力を身につけること。ビジネスの筋トレを行う。考える土台を築くことだ。


テキストを読み進めるような内容ではなく、自分で考え、チームで考え、発表して、指摘を受け、他のチームの指摘を行う、実技主体の一日。


こんなに頭を使う日はなかったな~というぐらいホントに考えることに集中できた一日だった。


まずは、「考える」前に、何を論じるのか?どんな答えをだしたいのか?何のために考えるのか?をはっきりさせる。イシューを明確にすることを学ぶ。


そして、イシューの答えとなる考えの枠組みをはっきりさせる。


それでようやく「考える」行為にうつる。


普段はどうしても、目の前にある問題に直面し、すぐに答えを出そうと「考える」行為に移ってしまう。


そうしてしまうと、どうしても視野が狭くなってしまい、出せる答えが限定的になってしまう。


正しい答えが出せるかどうかは、「考える」前に、イシューをはっきりさせ枠組みをしっかりさせることが重要だと気づかされた。


演繹的思考、帰納的思考、WHY?TRUE?、SO WHAT?、BIG WORD!とロジカルシンキングなどの本によく見かけることを学ぶが、本では、いかに実践に結びつけるかがいまひとつ分からなかったことを研修で実践でき、非常にためになった。


ピラミッドストラクチャーも今までは使い方が間違っていたことを教えられた。


ピラミッドストラクチャーは、頭の中で考えていることを、目で見えるように「構造を表す図」にして「自分の考えの論理的な整合性」をチェックするためのツールと定義。目で見てチェックするためのものであるということを実践を通じて叩き込まれた。


一日受講して、いろいろ気づかされたことが多かった。

今まで受講した研修の中では一番に面白かった。

研修は講師の質で大きく変わるが昨日の講師はとてもよかった。

講師はグロービスの湊 岳氏


今日受けた授業を反芻してしっかり身に付けたい。

今日以上にこれからの反復が大事であると肝に銘じとこう。


次回は3週間後。次がとても楽しみ。