こんにちは、スタッフのあけです。
わたしの末娘は小学生6年生です。
登校時の旗持ちの当番の朝のことです。
わたしが旗を持って横断歩道へ向かっていると、自転車に乗った見知らぬ60代くらいのおばちゃんが自転車から降りてわたしに近寄って話しかけてきました。
「今日もね、3人でいってる男の子の一人が、一人の子の首に腕を回して首を絞めていたから注意したのよ。前もやってるのを見て、注意したんだけど、いじめにつながるでしょう。学校へも言ったから。」と、男の子の特徴をわたしに伝えて、去っていきました。
見ず知らずの子どものことを心配してくれる街のおせっかいおばちゃんの存在に嬉しくなりました。
そして、もう一つ感じたこと。
それは、多くの大人は、痛い目に合っている子に「かわいそうだからなんとかしてあげなくちゃ」って思いがいきがちなんだよね。もちろんそれも大事。
でも、首に腕を回している男の子の心の声に寄り添う人が本当はすごく必要なんだよね。
表面的な善悪で判断しないこと。
どちらかを悪人にしないこと。
関係性の中で、できている関係性。
それはお互いが作っているもの。
どちらの子どもにも寄り添う大人の温かさが必要だと思う。
自分の子どもが、地域の人の見守りの中で育っていることを忘れてはいけないね。
子どもは一人じゃ育てられない。
どうぞ、沢山の人に甘えて、手をかけてもらって育ててください。
沢山の人の思いに触れた分だけ、深みのある人間へ育っていくのかもしれません。