(ラベンダー)




「教員生活25年目を迎える現役ベテラン中学校教師」


・・・という肩書をお持ちの今日の講師に、


参加者の皆さまが持たれたイメージはどんなだったでしょう・・・


実際にお会いしてみた醍醐千里先生の雰囲気とは
かなり大きなギャップがあったのではないでしょうか・・・・?




春を思わせるパステルカラーの装いがとてもよくお似合いの醍醐先生


(この装いにも実は深い意味があるのですが・・・)


は肩書からくるイメージを見事に裏切るほど


若々しく朗らかで、絶えず穏やかな微笑みをたたえたチャーミングで素敵な先生


・・・しかし体験されてこられたお話の内容は、


ことばではとても言い表せないほど深く心を揺さぶられるものでした。





お嬢さんが中2、息子さんが小5の時に離婚された先生は、


そのダメージを特に強く受けられた思春期の息子さんと向き合う、


長い壮絶な日々のできごとを、ありのまま包み隠さず語ってくださいました。





昨年の秋に大学合格が決まり、今年に入って一人暮らしを始められ、
見事に自立を果たした息子さん


・・・その息子さんが自分の体験を、
母である醍醐先生との日々を、


今苦しい思いをされている多くのお母さん
方に「話してもいいよ!大丈夫と伝えて!」 と言われた時のこと・・・・

その場にいらしたお母さん方も、そしてスタッフの私にも熱いものが一気
にこみ上げてきて止めることができませんでした・・・


さまざまな辛く苦しいできごとを、先生はいったいどのようにして
乗り越えてこられたのでしょうか・・・?

明日からでもすぐに使えるいくつかの実践編もありましたね!

1.・・・・・
2.・・・・・
3.・・・・・



大荒れに荒れた息子さんが眠りについた時、その穏やかな寝顔に
語りかける一つひとつのことばに胸がいっぱいになりました。


彼のこころの奥にキラリと光るいのちの輝きを、

何があっても信じる力、
信じぬく母の深い愛・・・


目の前の子どもの言動に振り回されるのではなく、


その奥にある「子どもの心の寂しさ」に気づいて、


それをしっかりと受け止める・・・


それを繰り返していくことで母の思いは必ず


子どもに伝わっていくのですね・・・すぐにはわからなくても・・・




それはきっと、先生ご自身がご自分を深く信じていらしたからなのでは
ないでしょうか・・・?


何があっても、どのような事にも深い意味があって、
そして自分自身を深く信じることができる人のもつ持つ、揺るがない
力強さなのではないでしょうか・・・


深く静かでありながらも、決して折れることのないしなやかな強さ・・・


誰もがもっている心の奥にある輝くいのち・・・
誰もが気づいてほしいと願っているその輝き・・・



醍醐先生は最後にこうおっしゃいました。



「今苦しんでいらしても、
辛い思いをされていても、
あなたのお子さんは
絶対に大丈夫です!」・・・・と


「絶対に大丈夫!」・・・これほど力強い励ましのことばはありません!

一番辛い時、どうしても苦しい時、誰かにこう言ってもらえたら・・・

「絶対に大丈夫!」・・・


いつか私もそしてあなたも、誰かにそう言ってあげられる日が必ず

来るのですね!