そろそろ、受験シーズンの到来ですね。
塾のバッグを背負った小学生。
部活の後に、塾に急ぐ中学生などの
ちょっと険しげな表情を見受けます。

我が家も、三番目の子どもの受験がもうすぐ始まるのですが、
「私が受験するわけでもないし・・・」とはいえ、
風邪を引かないようにしないと・・・とか・・・
栄養のある物を・・・とか・・・
やはり家の空気はチョット張り詰めます。



まあ、私は、まさに失敗だらけの子育てや 
失敗だらけの人生で・・・

あっちにぶつかり、こっちにぶつかる・・・
今、流行り始めた自動掃除機みたいな 体当たり人生ですので(爆)
お恥ずかしいことは言えても、
偉そうなことは、何ひとつ言えませんが^^;


長女が中学受験をした時などは、
全身全霊 それに身を注いでいたという感じでした。
第一子ということもありますが、
「親子で闘う受験」とは、将にこのことです。

塾の懇談会にも、毎回欠かさず出席する・・・いわゆる教育ママでした。
受験なんて、人生の単なる通過点のひとつでしかないのに、
志望校に合格することが、「私と娘のゴール」だった訳です。

「私と娘の」という部分・・・そして「ゴール」という部分・・・
・・・本当におかしな話ですよね・・・。

娘には、娘の・・・
私には、私の人生があって・・・

ゴールでも何でもないのに、
何もかもが、イッショクタなのですから・・・。


娘の人生のシナリオに土足で上がりこみ、
ああでもない・・・こうでもない・・・と
よくもまあ、こねくり回したものです^^;

しっぺ返しが来ても、それは仕方のないことですね^^;

勿論、親として、良かれと思ってしていることですし、
「自分の二の舞は踏まないように・・・」とか、「より良い人生を!」とか
思ってのことではあるのですが、

特に、女性特有の「0か100か」どちらかに走りがちのところに、
今度は、バランスを取ろうと入ってきた主人と喧嘩になるわけです^^;

子どもの方は、本当にいい迷惑ですよね^^;
気が付いてみると、究極のところ、
親の都合だったりするわけですから・・・。

でも・・・
・・・そんなことも
あんなことも・・・
後になってみると、本当にいい思い出です。

悩むだけ悩んでみたり、いろいろやってみるもの、
それはそれで 必要なことなのでしょう・・・。

子どもに手が掛からなくなると、
その分「気持ち」が掛かるといいますが、
それにしても、親が出来ることなんて・・・
そう大してないのですね・・・。

敢えて言えば、祈ることと
美味しいご飯を用意すること・・・。
そんなことくらいかも知れません。



ところで、
小春日和・・・ひとりトボトボ買い物に歩くと・・・
枯れ枝に、たった一枚残った葉が、
寒そうに、切なそうに、寂しそうに
風に揺れていました。

その葉もやがてひとり 旅に出るのでしょう。

でも、近くの家の庭には、
木蓮が蕾をふっくらと膨らませていたのです!


ママの心を抱きしめて


梅の木もそろそろ花をつけ始めていますね!

大地の奥の方からは、
春を迎える準備が刻々と始まっているのですね!



焦らなくても・・・
心配しなくても・・・

必ず成るように成る・・・
必ずうまくいく・・・のです。

それが自然の・・・そして宇宙の摂理です。


子どもだって、大人と同じように
尊い人生を自分で選んできたのですから・・・。


それに・・・
子どもより先回りして不安になってみたり、
一緒に、不安になるのではなくて、

もう少し背筋をぴんと伸ばして、微笑んで・・・

子どもの不安な想いを受け止められる、
そんな安心した大地でありたいものですね。


ママの心を抱きしめて


自然は、いつでも、どこからでも、

そうやって・・・
そんな風に~
そうっと~教えてくれているようです。



ママの心を抱きしめて