先日の記事、


今回は、林先生自身が日本語訳したものをブログでアップされたので、転載する。


前回の記事でも触れたが、


どのカイロの先生でも良いのではなく、施術が可能なわけではない。

ジェルを使用する超音波治療も、林先生など極限られた方でしか扱っていない特殊なジェルである。


また、きちんとHPVワクチンの作用機序の理解し、禁忌すべき食事、生活環境で注意すべき点、食餌指導が出来る方でないと逆に悪化する場合がある。


現在、林先生をはじめ、関東、東北の施術される先生、被害者の親御さんなどが参加され、治療の情報、食餌などの情報を共有化する掲示板を立ち上げている。


ここまで記載しておきながら、ワクチンの作用機序やなぜ摂るべき食材、食べるべきでないものの注意など公表しないか。



その理由は、林先生と共にHPVワクチン被害者の方へ施術を行っている、藤原先生のブログの中にある。


~痛みこそ人生に於いて最大の障壁であり、我々の挑む地である~


改めてですが、ホルモンズマターの掲載に至るまで、相当な苦労があったと思います。
相当な邪魔が入った事も知っています。医師等の手柄取りが横行した事も知っています。
相当な妨害者がいた事も知っています。日本という国は「治す術者」を隠す事に躍起になっています。

(転載おわり)


実際、この場では語ることのできない「闇」の部分を見てきたが、このワクチン被害に関して魑魅魍魎が蠢いている。

もし、このワクチン被害に関する情報を統制しないと、この情報を利用した自称治療家、自称専門家が跋扈し、被害者の方の治療を守ることができなくなるからだ。


故に真に治療を望む方への施術や情報は、相当慎重に行っているのが現状である。


林先生のブログより転載

Listening to the Body: Healing Post Cervarix

ひとつの事実①

これは今、大学1年生のYumiさんの話です。
彼女は2011年10(当時16歳)に
初めてサーバリックス
(子宮頸がん予防ワクチン)の
注射をうけました。

彼女は至って健康で、スポーツもし、
学校ではバトントワリングのクラブに
入っていました。
最初のワクチン後、
彼女は腕に痛みと重い感じを訴えました。
そして急に体重が増えだし、
いつも以上に寝るようになり、
頭痛を感じるようになりました。
しかしお母さんは彼女の訴えにそれほど
耳をかしませんでした。

Yumiさんは2011年11月に2度めの
ワクチンをうけましたが、
またもや腕に痛みと重い感覚がでました。

彼女の医師は、それは注射後に
よくある痛みであろうといい、
Yumiさんのお母さんとその医師は当初は
その注射後の“副作用”を
それほど気に留めていませんでした。

Yumiさんは2012年4月に3度めの
ワクチンをうけました。
5月になると髪の毛が急激に抜けはじめ、
それと同時に頭痛、疲労感、腕の浮腫み、
微熱、味覚障害が出始めました。
また以前は生理が定期的に来ていたのが、
1ヶ月に3度もくるようになりました。
時にはYumiさんの頭は混乱し、
時間を伝えるという
単純なことすらできなくなりました。
漢字の読み方も忘れ、
学校にも毎日いけなくなりました。
また睡眠障害の為、
昼夜逆転するようにもなりました。

3度めのワクチン後、約1ヶ月間、
腕の筋肉が痙攣するようになりました。
バトントワリング部の練習後は
腕の浮腫みが酷くなり、
練習後、数日間学校に
通うこともできなくなりました。
このパターンが何度も続いたのです。


Medical testing and failed
treatments post cervarix

2012年6月頃、Yumiさんは
脳の検査の為に病院にいきました。
YumiさんはMRIなどの検査とともに、
脳下垂体の検査も受けました。
しかし何も異常はみつかりませんでした。
その後いくつかの病院にもかかりましたが、
脱毛症の治療以外の治療は受けませんでした。

2012年の終わり頃、Yumiさんは
「steroid ⅳ ステロイド4」の治療を薦められ、
病院に3日間入院しました。
その後、彼女の体重は増え続けました。
また髪の毛は抜け続け、
8月にはすべての頭髪が抜け、
かつらが必要になりました。
その後は、また毛が生えたり、
抜けたりの繰り返しが何度も続きました。

2012年12月になると、髪の毛は生え始め
2013年3月末ぐらいには美容室に行き、
ショートカットにしてもらうこともできました。
しかし4月になると、
彼女の頭髪はまた抜け始め、
5月の初頭にはまたカツラが必要になり、
2013年の夏ごろにはすべての頭髪が
抜けてしまいました。


Chiropractic and holistic care for

cervarix reactions:
From Chiropractor Lim suk Ho

2014年4月、Yumiさんのお母さんは
子宮頸がんワクチンの副作用に
悩む人のブログを読み、
カイロプラクティックについて知りました。
彼女はそのブログの著者に連絡をとり、
そのカイロプラクターの連絡先を聞きました。

Yumiさんとお母さんは
そのカイロプラクターの元を訪れ、
おそらくそのYumiさんの
その症状は改善されるであろうと知り、
とても喜びました。

そのカイロプラクターが、
その時Yumiさんが感じている他の症状
(首、肩の浮腫み、背中の肌荒れ、
(顔と頭のデキモノ、甲状腺の腫れ、
肩甲骨のこわばり、腰仙関節の硬さ、
頚椎の後弯、前頚部の異常な浮腫み、
手足の冷えなど)を
伝えていないのにもかかわらず
言い当てたことは、
非常にYumiさんとお母さんを驚かせました。
Yumiさんはその日から
カイロプラクティックをうけ、
すぐに楽になりました。
また脱毛症の専門医と婦人科の医師には、
その後の治療を
薦められなかったせいもあって
受診をやめ、
カイロプラクティックだけを
受け続けることにしました。

Yumiさんは始めはカイロプラクティックを
2週間に1度受け、
また消化をよくするために
食事とサプリメントの指導をうけました。

また「白砂糖」の摂取を
控えるように言われました。
これは彼女にはとても
難しかったのですが・・・。
その食事指導のために、
彼女はいくつかの好きな物を食べられず、
泣いたり、
お母さんと口論にもなったそうです。
彼女の症状は少しずつ落ち着き、
学校にも行けるようになりました。

頭痛、疲労感、微熱などで学校にいけず
ベッドで1日すごした日も徐々に減っていき、
2014年4月ごろ、
彼女が大学に入学したころには、
彼女の症状はかなり改善されました。

生理不順も治り、大学にも毎日通えました。

2014年7月には
Yumiさんの体重は以前のように戻り、
頭痛、倦怠感、睡眠障害もなくなりました。
勉強、アルバイト、友人との交友と、
いたって普通の生活を送れるようになりました。
2014年の夏には
1ヶ月間アメリカに行けるようにもなり、
日本に戻ったころには頭髪も
全て以前の状態に戻りました。
子宮頸がんワクチンの副作用のすべてを克服し、
以前と同じ状態、あるいは以前よりも
もっと健康な状態になるには
もう少し時間が必要かもしれません。


Using chiropractic care to treat post cervarix reactions

以下は、そのカイロプラクターが
用いた施術方法です。

特別な超音波治療器具用のジェルを
用いることによって、
静脈血とリンパの流れをよくし、
細動脈から毛細血管への
新鮮な血液の流入を促す。

この(自然のものからできている)
特別なジェルを
用いることによって、
局所の循環がより促進される。
その結果、局所の間質液の流れも促進され、
筋、結合組織、靭帯間の癒着、
ネジレが解消される。
この癒着、ネジレがYumiさんのケースでは、
さまざまな症状の原因だったのではないか?
(おそらく70%の原因が結合組織、
筋、靭帯のネジレ、
癒着ではなかっただろうか?)

この最低限必要なことができて、
すなわち血流が確保できてから、
痛みを和らげることができ、
(施術の際の)刺激が中枢神経に伝わり、
関節の動きがでて、
食事からの栄養が
十分に体に行き渡り、etc、
そしてはじめて
カイロプラクティックの効果がでる。

通常カイロプラクティクでは治療器具を
必要としないがYumiさんの場合、
あまりにも症状が長く
放っておかれたために、
このような治療器具を必要とした。

どこに
カイロプラクティックアジャストをするかは、
患者によって全員違う。

カイロプラクティックを施すことにより
結果的に中枢神経へ作用させ、
血流量が変わる。
重要なことは、
抹消の受容器から中枢神経への
適切な刺激量である。
サプリメントと食事についての指導は
患者の症状の具合と、
どこが悪いかによって変わるが、
大抵、消化器系の改善が最優先される。