一つのものを極めようとする男の目に一点の曇りはなかった。
僕より年上の方だけど、敢えて「男」と記したい。
それ位、真っ直ぐな方だから。

僕のブログ仲間である地球防衛軍さんこと、梅内誠さん(梅さん)→コチラ
北海道で自然農法(無農薬)で野菜を作りながら、日月神示をはじめスピリチュアルな事柄も詳しい。
9月19日のブログで、梅さんの友人の記事があった→コチラ

梅さんの友人、西野典克さん。
浜松在住で無農薬・無化学肥料でコシヒカリを栽培(兼業です)。
西野さんは、昨年無農薬米を作る方へ飛び込みで押しかけ弟子入りし、わずか1年で独り立ちされた。
9月に友人である梅さんに米を送り、ブログ仲間ではこの西野さんのお米を購入されていた。
僕は名古屋から浜松と比較的近かったので是非お会いしたくなり、11月3日の祝日にお伺いした。

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                     西野さんと西野さんの田んぼ

梅さんのブログには、元極道の方(すみません西野さん・・・)とあったので、どんな強面の方かと思っていたら、ニコッと笑顔で出迎えて頂き、がっちり握手。
奥様ともご挨拶をさせて頂き、西野さんのご自宅へ車を置き、西野さんの軽トラで田んぼへ直行。
現在、九反(300坪が一反)の田んぼで米を栽培しており、これらは弟子入りした師匠から借りているとの事。
田んぼ九反全部が1箇所にまとめてあるのではなく、あちこち分散されており車で移動しながら見せて頂いた。
稲刈りも終わり、ちょっと寂しい光景かもしれないが、ここで西野さんから田んぼの知識を色々と教わり、農業や米作りに関して何の知識もない僕には、驚きの連続であった。
(これらは後に動画でアップする予定ですので、お待ちください)

ちなみに、今年は西野さんの周りにある農薬や化学肥料を使用しながら米作りをされた方の田んぼは、ウンカ(米の害虫)が大量に発生し、田んぼの真ん中などが円形に枯れてしまったとの事。
自分が見た田んぼでも、刈った後から若干生える稲も、そのウンカにやられた箇所だけは、生えてきていなかった。
ところが、西野さんの田んぼは、ウンカの被害はなかったという。
西野さん曰く、「自分が作っている米、稲にウンカを寄せ付けない力がある」。

車で移動している最中、西野さんの生い立ちから現在に至るまでの人生をお聞きした。
地元ではやんちゃをして、22歳で北海道の苫小牧から彼女と浜松に出てきて、苦労しながら鉄筋、鉄骨を扱う会社を興されて一時は社長として羽振りも良かったが、その後バブルも崩壊し、会社も倒産、離婚を経験し人生のどん底を味わった。
そのどん底の中で、今の奥様と知り合い、葬祭に関わる仕事もしながら米や野菜を作っていらっしゃる。
今の西野さんの周りにいる方は、そのどん底の時に支えてくれた方々で、

「お金のあった時に周りにいた連中は、自分にお金がなくなったら皆いなくなった」

と話されて、あの時に今の嫁さんと出会えたことは奇跡だと仰っている。
その後、梅さんからは、スピリチュアルな情報も厖大に仕入れ、その類は元より講演会なども多数参加され勉強もされている。
そして、UFOは昔から見ているそうで、あまりに頻繁に目の前に現れるのでコンビニに行った際に、店員やお客さんにも、「そこにUFOが飛んでるぞ」と声をかけて複数の方が目撃している。
一時はひたすら本も読みまくっていたそうだが、最近ではそういった情報を得るよりも、日々感謝しながら農業を営み、実践されることを重視されている。
「今生での学び」という事を何度も話されていたのが印象的だった。

ご自宅へ戻り、庭先には、ご自分で作られた田んぼの雑草取りもあった。

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玄関に入るとすぐ、

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ご自分で書かれた「感謝」の文字が。

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                         西野さんのお米

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西野さんの言葉

一人でも多くの人達に自然の大地・太陽・雨・空気と農薬や化学肥料を使用しない土壌より出来たお米を食べてもらいたい。そして波動と霊性を高めてほしいのです。
肉体・想い・心は食べ物で作られています。“日月喜塾”では生きた土作りから本物のお米との思いで自然に近い環境に戻してあげる努力をしています。 感謝

土作りとして田に施すもの

・EM(有用微生物群)
期待できる効果
①植物残渣などの有機物の処理
②汚水の浄化
③土壌微生物(有用な微生物)の活性化
④作物の活性化

・米籾・・・有機物をうまく発酵させてくれる


とはいえ、お話しを聞くだけで無農薬・化学肥料を使用しない農業は大変な手間がかかる。
雑草取りで足腰に相当負担がかかり、そして今年の猛暑。
未だに正座をすると痛みを覚えるという。
はんぱない苦労をされ作ったお米。
販売価格のkg=500円で採算は・・・正直儲けは、ないそうだ・・・

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               西野さんの師匠が栽培した大豆で作った手作り味噌

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                               菜種油
     
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             そして、梅さんのところで作られたカボチャ、大根も頂いた


ご自宅でも、話は尽きず時間はあっという間に過ぎていった。
西野さんは、僕がブログの記事に載せた、セヴァン・スズキさんの「伝説のスピーチ」→コチラ
に大変衝撃を受け、僕との会話の中でも思い出され、涙されていた。
それほど、今の子供たちや地球に思いを寄せ、環境や人をないがしろにするやり方に危惧されている。
西野さんの田んぼでは、子ども達に田植えを経験してもらい、自然や米作りを学んでもらったそうだ。
その時の写真も見せて頂き、子ども達の笑顔がとても自然で楽しそうだった。
こうした実践から信用を得た西野さんは、ある方からは農業の指導をしてほしいと頼まれ、来年からは野菜作りも人を使いながら本格化していきそうな勢い。
過去から学び、今、現在の西野さんがある。
その生き方は、真っ直ぐでピンと筋が通っており、僕みたいな生半可な生き方をしている人間には、本当に良い手本にさせて頂き、目標となる。
こうしてお会い出来た事に感謝し、そしてこれからも長いお付き合いをさせて頂きたい。

西野典克
〒433-8111 静岡県浜松市中区葵西3丁目14-20

日月喜塾 「日月喜米」 玄米5kより販売。kg=500円 各種精米もしてくれます

電話 090-5866-2113 FAX 053-489-4918まで

無農薬米のほかにも 自家製田舎味噌 菜種油などの販売もしています。

最後に、西野さんからの言葉