去る2月14日の水曜日に三原市沼田東小学校4年生の福祉授業に行ってきました。
 4年生は2組あって、それぞれ22名いるそうです。
 大塚校長さんが説明してくれました。
  1階の図書室で簡単に打合せをして
3階にエレベーターで行きました。
 エレベーターは普段は使わないのだとのこと。
昨年までは障害児がいたので使っていたとか。
今年度はエレベーターを使う対象となる児童はいないとのことでした。
 我々のためにエレベーターを使ったのでした。
足は悪くないので階段を上がっても構わなかったのですが
勧められるものは拒まなかったです。
 三原市社会福祉協議会から二人の職員が来られて我々を車手送迎してくれました。
 視覚障害者について4年生の児童に話せばいいのです。
 1週間前にコンタクトがあり
三原市視覚障害者福祉協会の会員でお話しできる方をということで
中井さんと私が行くことになりました。
 中井さんが1組、私が2組で話すことになりました。
 私は唐井さんと一緒に教室に入りました。
 自己紹介をして視覚障害者の現状を話て
どんな生活をしているか
困っていることは何か
 視覚障害者に対して晴眼者はよく見える人のことをいうこと。
 視覚障害者手帳を有する者は
全国で32万人弱いるということ
400人に一人が視覚障害者だということ
 1級から6級まであって1級が重度障害だということ
自動車免許が取得できるのは0.7以上なので
0.6以下が視覚障害者だという琴
 私は左眼が0.01
右岸が手動弁
これは手賀動くのがわかる視力だということ。
 弱視でも全盲に近いものだということ。
点字を英語でプレールという。
これは点字の考案者のルイ・ブライユのブライユが英語でプレールとなること。
1825年に点字が考案されて来年2025年で200年になる。
日本点字は石川倉治が1890年に翻案して134年になること。
 ブライユのプレールなどがブラインドという言葉になり
ブラインドサッカー

、ブラインドハム、ブラインドテニス、ブラインドゴルフなどとつかわれていること
 窓にブラインダーをつけて太陽光を遮蔽するのに使う。それからバリアフリーとユニバーサルデザインの違いについて話した。
バリアフリーはバリアがあるものにたいして 
バリアを除くこと。
例えば駅の階段に加えて
エレベーターやエスカレーターをつける。
手すりや音声案内、点字表示をする。
 ユニバーサルで坐位んは初めから駅を造る際に
エレベーターやエスカレーターや手すり、音声案内、点字表示などをつけて駅を造るのがユニバーサルデザインである。
 それからスマートホーンについて
be my eyesで写真を撮ってその説明を聞かせた。
児童は驚いていた。
 「ここはどこ」
とiPhoneに向ってしゃべって
住所を聞かせてあげた。
沼田東小学校の固有名詞藻でていた。
 掛け算も125の二乗はいくらといって答えを聞かせてあげた。
いろいろとできるのが児童にもわかってもらえた。
 質問コーナーでは
お風呂にどうやってはいるのかとか
もし今、目が見えるようになったら何をしたいか
などなど
これには自動車を運転してみたいと答えた。
 最後にもってきたグッズを見せた。
音声時計や盲腎葉将棋盤と駒
点字表示のある物差し
リンクポケット
などである。
 45分の授業時間では制限があるので思った計画の半分もしゃべれなかった。
それで教室を出た。
みんなありがとうございましたと声をかけてくれた。
 1階の図書室に戻って
中井さんらと合流した。
児童は静かにだが熱心に話を聞いてくれた。
障碍者に関心を持ってネットで調べたりしたそうだが
実際に視覚障害者に直接聞いてよくわかったといってくれた。
ありがたいものである。
 児童から見ればおじいさんの年である。
おじいさんからよく聞いてくれたと感謝している。
 来週は点字の勉強と
白杖歩行について学習するという。
てんゆう買いと我々当事者の視覚障害者も行くことになっている。
聞いてくれる姿勢があるから話も楽しくできるのである。
来週も楽しみにしている。