視力は年齢とともに発達する。
生まれたばかりはほとんど見えていないという
大人の視力になるのは7才を過ぎたころかな。
3才から4才は0.5くらいかな。
よくはわからないが
7歳ころまでに発達するのだろう。
 小さいころに左右の目の視力が違うと
視力のよい方の目で見る情報が脳に達して視力の悪い方の目は情報が脳に達しないから
無視されるから視力が低下する。
それがわかった時点で共棲メガネで視力を恢復させる必要がある
 だから小さいころは眼帯で目を長い間塞いではいけない。
夫妻だ眼は視力が低下するのである。
 左右の目の視力差があることに早く気が付いて
対処しないといけない。
手遅れになると視力が回復しない。
気を付けなければいけないことがあるのだ。  
こんな記事があった。
 ものを見る力は成長とともに発達する。生後、はっきりと見えない状態から、眼球
の形が変わり、視覚に関わる脳の働きも発達することではっきりと見えるようにな
る。しかし、何らかの原因で発達が妨げられると「弱視」になる可能性があり、早期
に異常を見つけて治療する必要がある。
 日本弱視斜視学会理事長の佐藤美保・浜松医科大病院教授によると、生まれたばか
りの赤ちゃんの目は未完成で、軽度の遠視となっている。そこから眼球の奥行きであ
る「眼軸長」が伸び、遠視が改善されていく。
 並行して、視覚情報を処理する脳の働きも発達。生後1~3カ月に0.01~0.
05だった視力が1歳では0.1、3歳では0.3~0.5、5~6歳では1.0と
徐々によくなっていく。
 この「視覚感受性期間」に、(1)目に入る情報がぼやける(2)目に入る情報に
左右差がある(3)視覚情報が目の中心に届かない―といった状況が続くと脳の機能
の発達も妨げられ、眼鏡やコンタクトレンズを使っても視力が1.0に満たない「弱
視」となってしまう。
 「見えていたものが見えなくなるわけではないので、本人も周囲も異常に気付かな
い」と佐藤さん。重症の場合、「目を細める」「顔をしかめる」「極端に近づいて見
る」といった行動を取ることがある。ただ、必ず取るとは限らないという。
 早い段階で異常を見つけることができれば、治療によって正常な発達が期待でき
る。
 例えば、目に入る情報がぼやけるのは両目の遠視か乱視が原因であることが多く、
眼鏡による「屈折矯正」をする。片方の目が遠視や乱視などのため、目に入る情報に
左右差がある場合には、良い方の目にアイパッチをするなどして悪い方の目の発達を
促す。
 「早期に治療を始めると結果が良いとされています」(佐藤さん)
 早期発見のチャンスとして注目されているのが、3歳児健診だ。
 従来、多くの自治体では家庭での視力検査と保護者へのアンケートが中心で、子ど
もが良い方の目でのぞき見したり、保護者が「見えないはずがない」と思い込んだり
して、見落としにつながっていたという。
 ところが数年前、遠視や乱視などの屈折異常を簡単な操作で検出できる比較的安価
な屈折検査機器が登場。3歳児健診に導入した自治体で、治療を必要とする子どもの
発見率が上がったとの報告が相次いだ。
 松江市では導入前後で発見率が0.6%から3.6%に、群馬県では0.1%から
2.3%に、静岡市では0.3%から2.3%にそれぞれ上昇したという。
 日本眼科医会は検査マニュアルを作成し、全ての自治体に送付。昨年度からは購入
に対する国庫補助が始まり、導入する自治体は7割を超えた。
 佐藤さんは「屈折検査は視力を測るものではないので、視力検査との併用が必要。
検査の結果、精密検査を勧められても受診しない事例がある。普段困っていないから
と先延ばしにすると、小学校入学までに治療が終わらない可能性もある。ぜひ早めに
受診してほしい」と話している。