食事療法をしていると、何となく健康食品にも目がいってしまう。

義父が膵臓がんを患っていたときに義母が数百万円もする「きのこ」のエキスを買おうとしていたことを思い出した。

がん関連の本にも「健康食品」や「民間療法」についての記述もあった。

科学的な実証は残念ながらされていないと結論づけられているが、
実際には「がんが消えた」とかいう事実もあるらしい。

そんなことを聞くとついついすがってしまいたくなるけど、
サプリメントを出すよりは、手の込んだ温かい食事を出してあげたほうが、心の栄養もついてきそう。

とにかく病理結果が出て、治療方針が医師から示されるまでは、
「リスクが高い」と言われていることを避け、
腸に良いことをしてあげることだけを考えよう。

なのに、私のバカ。

ちゃまががんかも・・という話を「サプリメントのネットワークビジネス」をやっている知り合いにうっかり話してしまい、

「がんに良いものがあるのよ。がんの進行をとめられるどころか、がんが取れてなくなっちゃう!」

と、たくさん丸印をつけたパンフレットを持ってきて、人目はばからぬ場所で一生懸命説明を始めた。

・・1瓶何万もするサプリメントばかり。

すべて揃えれば軽く10万を超えるじゃない!

これからがんと闘う日々が続くわけだし・・絶対、ムリ!

丁寧にお断りした。

それでも、いくつか捨て台詞を吐かれたし、お断りしてからは特にそっけなくなってしまった。

これには驚いたけど、しゅーぞー君の病気で商売をしようと私がお金にみえちゃったんだね。


それは、仕方がない。(笑)
残念でした、だけど。