11月17日16時21分 会社の喫茶室から初冬の都会をしばらく見ていました。
西の空が紅く耀くのを引き立てるかのようにビルの群れはシルエットの書割に変わります。そして所どころに明りが点き始めました。
午後4時21分の銀座の空です。
茜色の陽は水平線の近くで柔らかく耀いて、その光は雲に反射しています。
燃えるような紅に染まった雲は静かに流れていきます。
11月も半ばです。陽が暮れるとまるで突然のように冷気が押し寄せます。
襟を立てて小走りに歩く。そんな季節になりました。
そうそう、しし座流星群が夜更けの空に見られる頃です。後で外に出てみます。
寒いけど。