ハピネット・ピクチャーズ
ニューヨークの恋人 特別編

★★★★★☆彡

KATE & LEOPOLD(118分)


監督: ジェームズ・マンゴールド
製作: キャシー・コンラッド
製作総指揮: ケリー・オレント、メリル・ポスター、ボブ・ワインスタイン、ハーヴェイ・ワインスタイン 

原案: スティーヴン・ロジャース
脚本: ジェームズ・マンゴールド、スティーヴン・ロジャース
撮影: スチュアート・ドライバーグ
音楽: ロルフ・ケント
 
出演: メグ・ライアン・・・ケイト・マッケイ
ヒュー・ジャックマン・・・レオポルド(公爵)
リーヴ・シュレイバー・・・スチュアート(ケイトの元恋人)
ブレッキン・メイヤー・・・チャーリー(ケイトの弟)
ナターシャ・リオン・・・ダーシー(ケイトの秘書)
ブラッドリー・ウィットフォード・・・J.J.(ケイトの上司)
パクストン・ホワイトヘッド・・・ミラード叔父(レオポルドの叔父)
スポルディング・グレイ・・・医師
フィリップ・ボスコ・・・オーティス(レオポルドの執事)


◆ストーリー◆

1876年ニューヨーク。

公爵のレオポルドは、愛する女性にめぐり合えず、アメリカのお金持ちの娘と結婚しろという叔父の催促にうんざりしながら、舞踏会に出席していた。

そこで、挙動不審な男を発見。

逃げる男を追ううちに、男とともに、ブルックリン・ブリッジから転落、現代のニューヨークにタイムスリップする。

そして、現代のニューヨーク。

広告会社で働くキャリアウーマンのケイトは、同じアパートに住む元恋人のスチュワートに電子手帳を返してもらおうと、彼の部屋に行くと、クラシックな洋服を着て、クイーンズ・イングリッシュを話すレオポルドという男がいた。

彼の奇妙な振る舞いに戸惑いながらもケイトとレオポルドは親しくなっていく。



◆感想◆

ヒュー様といえば、ヒュー・グラントだけではない!

この映画のヒュー(・ジャックマン)様もステキドキドキ

ついこないだ観た「恋する遺伝子 」では、プレイボーイ役でしたが、今回は、公爵。


レオポルドは、美しいクイーンズ・イングリッシュに紳士的なふるまい、深い教養を持った貴族。(エレベーターを開発した人物という設定。)

一方、ケイトのほうは、男勝りのキャリアウーマン。

レオポルドは、今までに出会った女性とは違う魅力を持ったケイトに惹かれてゆき、ケイトは、レオポルドを奇妙に思いながらも次第に興味を持ち始める。

タイムトラベルものにはお決まりなのかもしれないけど、1876年からやってきたレオポルドが近代的な機械に悪戦苦闘する姿は笑える。

あと、ケイトがバッグをひったくられたときに、ひったくりの犯人を颯爽と馬に乗って追いかけるレオポルドには、爆笑。

白馬に乗った王子様か?!


映画観終わってから気づいたんだけど、レオポルドが現代にやってきてから、ケイトとスチュアートの住んでるアパートのエレベーターが故障したり、ケイトの会社のエレベーターが故障したりするんだけど、それって、エレベーターの発明者であるレオポルドが過去からいなくなったから壊れたんですよね?(気づくの遅い?)

あと、レオポルドがケイトに初めて会ったとき、ケイトに「どこかで会ったことがある。」って言ったのは、ラストの伏線なのね。

あと、たまたま、英語版のWikipediaでこの映画のことを調べたら、ケイトの元彼でアマチュア科学者のスチュアートは、レオポルドの子孫って設定らしいですね。(そのシーンは削除されたらしい。)

ってことは、スチュアートは、ケイトの子孫でもあり、そのケイトと付き合ってた?(ややこしい?)


この映画は、エレベーターが、キーワードの一つだと思うんだけど、この映画の中に出てくるエレベーターのメーカーは、オーティス(オーチス)社製。(シンドラーじゃなくってよかったねぇ。)

オーティス社の創業者エリシャー・オーティスがレオポルドのモチーフだとか。(ちなみに、オーティスは、レオポルドの執事の名前として使われている。)


メグ・ライアンは、この手の映画は、お得意だと思うんだけど、私は、ヒュー・ジャックマンとメグの弟役ブレッキン・メイヤーが良かったと思う。

時代も違うから性格も違うのは当たり前なんだけど、対照的な2人がお互いに恋の手ほどきをするシーンなんて、いいよね。

あっ、あと、スチュアートの愛犬バートも熱演わんわん


あり得ない設定なんだけど、こういう映画大好きドキドキ






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