ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
ダ・ヴィンチ・コード デラックス・コレクターズ・エディション ミニクリプテックス付き


★★★☆☆

THE DA VINCI CODE(150分)


監督: ロン・ハワード
製作: ブライアン・グレイザー、ジョン・コーリー
製作総指揮: トッド・ハロウェル、ダン・ブラウン
原作: ダン・ブラウン『ダ・ヴィンチ・コード』(角川書店)
脚本: アキヴァ・ゴールズマン
撮影: サルヴァトーレ・トチノ
プロダクションデザイン: アラン・キャメロン
衣装デザイン: ダニエル・オーランディ
編集: ダニエル・P・ハンリー、マイク・ヒル
音楽: ハンス・ジマー
 
出演: トム・ハンクス・・・ロバート・ラングドン(ハーバード大学宗教象徴学教授)
オドレイ・トトゥ・・・ソフィー・ヌヴー(フランス司法警察暗号解読官)
イアン・マッケラン・・・サー・リー・ティービング(イギリス人宗教学者)
アルフレッド・モリナ・・・アリンガローサ司教
ジャン・レノ・・・ベズ・ファーシュ(フランス司法警察警部)
ポール・ベタニー・・・シラス(オプス・デイの修行僧)
ユルゲン・プロフノウ・・・ヴェルネ(チューリッヒ保管銀行夜間支配人)
エチエンヌ・シコ・・・コレ警部補
ジャン=ピエール・マリエール・・・ジャック・ソニエール(ルーヴル美術館館長・ソフィーの祖父)


◆ストーリー◆

講演のためにパリを訪れていたハーバード大学宗教象徴学教授のロバート・ラングドンのもとにフランス司法警察のコレ警部補が訪ねてきた。

ルーブル美術館の館長ジャック・ソニエールが殺害され、殺害現場に奇妙な暗号のようなものが残されていたため、フランス司法警察は、ラングドンから見解を聞きたいと呼び出したのだ。

しかし、フランス司法警察は、館長と会う約束をしていたラングドンを容疑者として疑っていた。

そこへ、ソニエールの孫娘で司法警察暗号解読官ソフィー・ヌヴーが現れる。

ソフィーは、ラングドンの潔白を確信し、彼を警察から逃がすのだが、そのことで、ソフィーとラングドンは、殺人犯として司法警察から追われることになる。



◆感想◆

ダンナが平日に休み取れたので観に行きました。

雨降ってたし、平日の朝一だったので、すごく空いてた。20人くらいだったかも。

それにもう公開されてから1ヶ月近く経ってるし。

どんなに話題作でも絶対観ないタイプ(ジャンル)の作品なんですけど、ダンナが観たいと言うものですから。


ダンナは、原作読破組。私、未読組。

2人ともキリスト教徒ではないので聖書は読んだことない。

でも、地上波の番組やCATVのヒストリーチャンネルなどで、ダ・ヴィンチ・コードについての知識を若干詰め込んできた。

薄っぺらい知識だけど詰め込んでおいてよかった。

何も知らない状態で観ると頭の中はてなマークはてなマークでいっぱいになりそう。


普段は、観ない(というか観たくない)タイプの映画だと言いましたが、これは、観てよかったと思います。

割と、サラッと観れたし、後味も悪くないと思う。

でも、逆にサラッとした映画が嫌いな方にはきついと思います。

あんまりドキドキ・ハラハラするシーンもなかったし。

そんな中で、唯一、ビックリしてドキドキしたシーンは、車のクラッシュシーン。

ソフィーは、幼いころに、家族で交通事故に遭って、ソフィーだけ生き残ったんですけど、そのときの回想シーンは、思わず体がよけたガーン

ソフィーの家族が乗ってる車に、トレーラーのようなものがぶつかってくるんですけど、それを車の中から撮影してるので、まるで自分が車に乗ってて事故に遭ったような感覚ですっごい怖かった。

あと、それと違う意味でビックリしたのは、警察に追われたラングドンとソフィーは、ラングドンの知り合いの宗教学者リー・ティービングに助けを求め、邸宅に招きいれられるんですけどそのときの会話。

リー・ティービングが「2人とも疲れきっているようだ。治療薬は知っているな。・・・アールグレイだ。」って言うとラングドンがすかさず「レモン」って答える。

アールグレイってレモンティーで飲むのがグローバルスタンダードなの?!

私は、ずっとアールグレイってミルクかストレートで飲むものだと思ってたんだけど。

ストーリーとはあまり関係ない話ばかりしてますが、もう一つ。

事件も解決して、パリのリッツホテルの部屋で髭を剃るラングドン。

しかし、手を滑らせて、肌をざっくりと切ってしまい、血が滴り落ちる。

でも、次のシーン(同じリッツホテルの部屋でのシーン)に移った時、傷がすっかり消えてましたけどガーン

あんなにすぐに血止まりませんし、傷口も消えないと思うんですけど・・・


キャストは、ジャン・レノの存在が薄かったような・・・

それとは逆に、修行僧シラス役のポール・ベタニーが好演(怪演?)だったと思う。

何かに取り憑かれたような狂気に満ちた感じと真っ白の肌と白い髪が本当の幽霊のようで不気味だった。(”幽霊”という言葉が台詞や回想シーンの中に出てくるので。)


う~ん、これは、かなり評価がわかれる作品だろうと思うんだけど、私の感想は、良くも悪くもなくって感じですかね。

でも、歴史に興味があるので、もうちょっと勉強してからまた観てみたいとは思いますけど。

原作は・・・読むかどうかはわからない。

(↓のオフィシャルムービーブック(2400円)買ったのですが、台詞もそのまま載ってるし、家に帰ってからわからなかったシーンを読み返すと、結構理解できるので重宝しています。)


アキヴァ・ゴールズマン, 越前 敏弥, 青木 創
映画ダ・ヴィンチ・コード オフィシャル・ムービー・ブック






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