プピーナ -4ページ目

教育相談

教育相談、無事行って帰って来たナリ。


そのまま母さんとコンビによって塾に行ったんじゃが、

そのまえに「ラーメン食べたい」なんていいだして。


塾から帰ってきて矢うsめるなんて思ってたら

そのままラーメン屋直行。


ありえん。まぁ、腹へってたからまだ良かったものの・・・



ちなみに、教育相談では

「とりあえず、授業にでなさい」との事。


分かってるし。と思いつつも話は進み、

学校でたら、美術のコンクールになんか出しなさい。

的な事を母さんに言われた。


まぁ、絵描くの好きじゃが・・・

そんなコンクールに出すような絵は描けねぇぞ。


漫画系の絵しか描いてないの知ってんだろ、的な。


まぁ、もう書くことは決定したらしい。

勝手にもほどがある。


宿題は塾とかでみてもらうとするかのぅ。



なんかグチみたいになってもうてすまんかったな。

じゃぁ、このへんで。


ばいちゃっノシ

【貴方の願い、叶えます】

第六話


杏奈「彩ちゃん?どしたの?」

彩「ん・・・・なんか、誰かに見られてる気がして・・・」

杏奈「誰かって?」

彩「んー・・・分からない。でも、見られてる感じはするの」

杏奈「・・・・・?」


確かに先ほどから何者かの視線があたしらに当たる。

誰なのかと考えるが、今のところ、心当たりは全くと言っていいほどない。


彩「あれ?花梨ちゃん!」

杏奈「お?」


今の時間帯は放課後。部活に所属している者以外は帰宅している時間だ。

でもどうして彼女が・・・・もしかして、ずっと見ていたのは・・・


花梨「厄介な奴等と帰って来たもんやなぁ」

杏奈「え?」

彩「ぁ・・・杏奈ちゃん!後ろ!?」

杏奈「っ!?」


気づくのが遅かった。すぐ真後ろに敵が居て

武器を振り下ろそうとしている寸前だった。


とっさに目を瞑るが、‘‘痛み’’というものは

いつまで経っても来ない。ふと目を開ければ見覚えのある銀髪。


杏奈「花梨・・・ちゃん・・・っ」

彩「杏奈ちゃん、大丈夫!?」

杏奈「う、うん・・・」

花梨「敵の気配に気づかんかったんか?」

杏奈「誰かに見られてるとは思っていたけど、油断してたみただね、あたし」

花梨「自分の失敗を気づけているのなら、次は大丈夫やな・・・」


カキィィンッ と鳴り響く静かな歩道。

しばらくすれば、敵は何処かへ消えて行った。


彩「花梨ちゃん、ありがとう」

花梨「何が」

彩「杏奈ちゃんを助けてくれて」

杏奈「ありがとうね」

花梨「別に。助けたわけじゃない。あんたらにはこれを渡しに来たんや」

彩「・・・これは?」

杏奈「このシール・・・!」

花梨「ボスからの手紙や。その中身には今回の第一任務が書いてある」

杏奈「わざわざ、渡しに?」

花梨「あんさんらに渡すんも命の一つに入っとったからな。しゃーない。じゃ、これで」


そう言い残して、姿を消した花梨ちゃん。

あたし達は家に帰り、それぞれ受け取った手紙の中身を確認し、

眠りへとついた。

【貴方の願い、叶えます】

第五話


あの放送の後、すぐに保健室へと来たワケだが・・・。

なんやねん、この保健室のようで保健室じゃない場所は。


花梨「おい。千祐、愛。お前等此処で何したんや?」

愛「ん?あぁ、コイツら千祐ナンパしてたから、うるさくてさー」

千祐「そうそう。ウザイからy「黙ってろ」・・・・(泣)」

花梨「理由」

千祐「え?」

花梨「(イラッ)呼び出した理由はなんやねん」

愛「第一任務を知らせるための召集、と言ったところか」


召集・・・ね。上からの命ならば、奴が担当しているはずやねんけど・・・

あぁ、今はオーストラリアで動いてるんやったっけ・・・


花梨「第一任務はなんだ?」

千祐「はい。ボスからの手紙よ」

愛「花梨は俺と一緒に行動してもらうからな。よろしくっ」

花梨「できたらよろしくしたくないものだな(呆)」


全く・・・・しかし第一任務に対し、うちだけとは思えへんな。

何かありそうっちゃありそうやねんけど・・・


愛「幸村んトコの妹と柳生んトコの妹も参戦するだろうな」

花梨「向こうにも任務の報告が来ているのか?」

千祐「おそらくね」

花梨「ふーん。ま、ええわ。ようは奴等よりも先に、任務遂行させりゃええんやろ」

愛「そゆこと」


おもろそうやなぁ。

でも今回はただの‘‘ボスの遊び’’でしかなようだけれど・・・


まぁ、やるだけやろうか。

【貴方の願い、叶えます】

第四話


【杏奈視点】

朝、あれだけ念を押してきたから来てくれると信じてはいたけど・・・

彼女の事だから、来てはくれないんじゃ・・・なんてらしくもない不安を持つ。


彩と一緒に屋上へ行けば、まさかの兄さんとの遭遇。

けれど、あたしの視界には入らず、兄さんの横でクセっ毛の人と戯れている

赤髪の人だけが視界に入った。


そして知らず知らずの間に、声を掛けていた。


杏奈「あ、あの・・・」

?「ん?誰だ?」

幸村「俺の妹だよ(微笑」

杏奈「あ、あの・・・幸村杏奈です。よろしくお願いしますっ」

ブン太「俺、丸井ブン太!シクヨロ♪」


なんてピース&ウィンクをしながらの自己紹介。

ちょ・・・かわいい///

そしてそのまま丸井先輩と会話を始めた。



【彩視点】

杏奈ちゃんと一緒に屋上へ来たのはいいんだけど・・・

なぜか他の人と話してるから、うちはどうしたらいいのか分からなくなっていた。

と、その時。屋上に誰かが入って来た。


花梨ちゃんとお兄ちゃん。それから花梨ちゃんのお兄さんの仁王さん。

実は仁王さんはうちの思い人でもあるの///


でも、花梨ちゃんいわく「近寄るな」らしい。

そして比呂君いわく仁王さんは、「シスターコンプレックス」で花梨ちゃんは

「ブラザーコンプレックス」らしい。

いいね、兄妹で仲良しって!うちと比呂君も負けてられないね!!


彩「花梨ちゃん、イチゴさん食べる?」


そう聞けばすこし明るくなる表情。イチゴ好きだもんね、花梨ちゃん(微笑)

でもその時だった。


【仁王花梨。至急保健室に来なさい。来ないと平野愛の制裁が待ってます】


見る見るうちに青ざめていく花梨ちゃんの顔。

だが、花梨ちゃんはすぐさま保健室へ行ってしまった。


彩「あ、仁王さん。このイチゴ、花梨ちゃんにあげてください」

仁王「お?ええんか?」

彩「はい!花梨ちゃん、イチゴ好きだから。でも、うちからって事言わないでくださいね」

仁王「了解じゃ。・・・・・・・彩ちゃん、花梨ん事よろしゅうな(微笑」


そう言った仁王さんは綺麗に笑っていた。



【おまけ


花梨「・・・・イチゴ、食べたかったなぁ・・・・」

?「そりゃ残念だったな」

花梨「誰のせいだよ・・・」

?「俺んせい?」

花梨「当たり前だ、バカヤロー」

?「へいへい」

?「二人とも、やめなさい」

花梨「イチゴ・・・」


花梨はイチゴを食べれず後悔していたとかなかったとか・・・



お疲れ様!!