出雲の神さまたち(後編) | 森の学校 〜地球とともにある生き方〜

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出雲の旅のお話し、後編ですっ
(前編はこちら)


神迎祭に参列しまして


次の日は、帰路につく日なのですが


元々の予定は、神在祭中の出雲大社に最後に参拝する予定でした


でも、神迎祭のタイミングで、本殿の参拝もできたので、無理せず松江に近い神社にしようということになりました


3時間近く夜に立ちっぱなしだったので、わりとみんな疲れちゃったのもあって


最初は、まだ訪れていない八重垣神社かな、と思ったのですが、ふと「両参り」のことを思い出したのです



出雲大社だけでなく、美保神社をお参りすることで、ご縁結びをより引き寄せるといわれる神社です


ほとんど鳥取に近い島根の西端にあるので、これまでも気になっていたけど参拝することができずにいました


調べてみると、、、
美保神社は、えびす様の総本山。


あっ


えびす様!!!


伏線キター!!!!



そう。
事代主(コトシロヌシ)さまは、イコールえびす様なのです。
ちなみに、大国主さまは大黒様。


あきらくんが聴いた、神さまの声。
旅の間はすっかり忘れていたのですが、ちゃんと呼ばれていたようです。


そんなわけで、旅のラストは美保神社へ。

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美保は、静かな海辺の町で、なんだか懐かしい感じです。神社の前の参道では、するめが干されてました。


それにしても、美保神社。
ほんとうに素晴らしかったです。


全然知らなかったのですが、主祭神は二柱で、事代主神と三穂津姫。
三穂津姫は、美保の地名の元になっているともいわれています。

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造化三神の、高御産巣日(タカミムスヒ)さまの娘で、大国主さんの最後の后だそうです(大国主さまは奥さんいっぱい)。


国譲りをした大国主さんに、天津神(あまつかみ)の后を送ったという、やや政治的な空気も醸しているけど、日本書紀に登場する稲穂をもって降りてきた女神さまなのです。


で、なぜか、大国主さんの子の事代主さんと一緒に祀られているのですよね〜。


二柱の神さま、どちらも、舞歌にも通じるものがある神さまなので、エネルギー的に近いというのもあったのさもしれません


私たちが参拝しようと、並んで一礼目をした瞬間に、ドドンと太鼓の音。
歓迎していただいているような、バッチリのタイミングでした。


ぐるりと本殿を一周するとき、後ろからみると二柱の神が祀られているのがわかる屋根の形でした。

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お札やお守りとともに並んでいたのが、色とりどりの御幣。毎月、その季節の草花にちなんだ色合いの御幣なのだそうです。
美しい!!

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出ようとしたタイミングで、ご祈祷の方がおり、また太鼓の音が響きます。
そしてなんと、祝詞、太鼓、笛、巫女舞、、神職の方4名でのご祈祷。


拝殿に壁のない造りなので、私たち他の参拝者もみることができます。

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今度来れたときは、私たちもご祈祷お願いしたいと思う、素晴らしいご祈祷でした。


ちなみに、佐太神社で知ったのですが、ご祈祷の内容に「神恩感謝」というカテゴリがあるのです。今度ご祈祷していただくタイミングがあれば「神恩感謝」が素敵だね〜と話してました。また「縁切祈願」なるものもあるのでした!必要な方はぜひともっ。

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そうそう、ご祈祷の巫女舞を見学後、美保神社をあとにしようと思ったら、手水舎に神社の説明書きがあり、祀られている丸石にさわると、お腹の中の子どもの健康につながると書かれておりましたっ。


参拝はしたけど、ふれてない!!

というわけで、ふたたび参拝。
丸石さんにさわらせていただきました〜。


いま5ヶ月ですが、旅から帰って、胎動が大きくなった感じがあります。健やかに育ち無事に生まれてくることを願います。


神在月の出雲旅っ
これにて〜

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(帰りのSAで、キキになった輪ちゃん♪)