ビクターエンタテインメント
カリフォルニア
監督■ドミニク・セナ
出演■ブラッド・ピット
     ジュリエット・ルイス
■ストーリー■
連続殺人を研究し、それを本にしようとしている作家ブライアンと彼の恋人でポルノグラフィックな写真を好んで描っている写真家のキャリーは、有名な殺人事件の現場を訪ねながら″希望の地″カリフォルニアまで行く計画を立てる。
一方、強盗罪で仮釈放の身であるアーリーと、彼を盲目的に愛するアデールは、保護観察官に見張られながらトレーナー・ハウスの生活を送っていた。
ある日、ブライアンたちが大学の褐示板に貼ったカリフォルニアまでの同乗者を求める案内をアーリーが目にし、4人は一緒に旅立つことになる。

当時同棲していたこのふたり(ジュリエット&ブラッド)

ジュリエットの演技を間近で感じて彼女にひれふしたという伝説の作品。

思えばブラッド・ピットの成り上がり伝説はジュリエット・ルイスから始まってるんだね。

ジュリエット→グィネス・パルトロウ→ジェニファー・アニストン→アンジェリーナ・ジョリー…以降未定。

ワタシはこのジュリエット・ルイスが大好きだった。

学生時代は彼女の出演する映画で人格形成された。(かなり問題あり)


ナチュラルボーンキラーズでも実証済みだがこのころの彼女の演技は本当に凄まじい。

何かもう、いたすぎて生生しすぎて

ハリウッドが彼女から逃げたと思えるくらい凄い演技だ。

そんでもってそれに一生懸命対抗しようとがんばっているブラッド・ピットが見れる。

そんなふたりのせいで(おかげで)その後「Xファイル」で一躍人気者になり、

「エボリューション」で大コケする運命にあるデビッド・ドゥカブニー(酷い…)もかなり存在感薄い。


最後のワンシーンや一言に全てを背負わせてしまう映画はあまり好きではないが

この映画のラストシーンは本当に切ない。

彼女の、ジュリエットとの?アデールの?全てが集約されたひとことがある。


総合評価(10点満点中)★★★★★★★