薪ストーブ職人、サウナビルダーになる  | morinostoveのブログ

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森の中の薪ストーブ工房の様子をお伝えしたいと思います。

お久しぶりです。

森の鍛冶屋の高橋です。

60歳を手前に私はサウナ―ビルダーになりました。

サウナ―歴は結構長いのですが、

コロナでサウナに行けなくなりそれならと、自分のサウナを作ろうと思い立ち

2020年7月ころから私の森のストーブ工房の敷地内に

もともとあった焚火スペースにゆっくりコツコツ納得のいくサウナを作りました。

 

今までサウナは乾燥したドライサウナしか経験が無かったですが、

私が作ったサウナは薪ストーブの上の石に水をかけて

蒸気を発生させて楽しむものでフィンランドでは一般的な薪サウナというものです。

この蒸気をロウリュというのですが、今までの街のサウナでは体験したことのない感覚です。

 

上から降ってくるキラキラした蒸気が頭から徐々に下に降りてきて

熱気が体全体を包み込む感覚は言葉で言いあらわすことが難しいです。

どっぷりと汗をかき,水風呂に浸りゆったりとした椅子に座る。

何も考えづというか何も考えることが出来ない、無の境地とでもいうのか、最高の数分間です。

 

今はこれを「ととのった」と言うらしいです。

この数分間のために約半年かけてサウナを作ったといっても過言ではありません。

コロナがありサウナに行けなくなり、それでサウナを作ろうと思った、

そしていろいろ調べ思いがけづフィンランド薪サウナに出会うことが出来た。

自分で作った小屋に自分で作った薪ストーブを入れた。

私はサウナビルダーになってしまった。

そうこれがサウナビルダーの初作品となったのです。

 

 

 

 

 

 

こちらがメイキング動画です。宜しかったらご覧下さい。