やや難しい話が続いたので、休憩に昨日みた夢のお話を紹介しようと思います。これがとっても不思議で不謹慎でリアルなストーリーだったので、起きてすぐノートに書き留めておいたのです。小説仕立てでどうぞ。



 

事実は小説よりも奇なり。龍之介は戦慄していた。計画は最終段階まで来てしまっている。時は既に遅かったのだ・・・。



 龍之介は京都のある修験道総本山に所属する山伏である。というのは表の肩書きで、本当は京都裏天皇陛下に仕える秘密結社ヤタガラスの工作員なのであった。要するに現代の忍者であり、格は中忍。いわば裏の情報将校のようなものだ。他国で言えば、英国女王に仕えるMI6の情報将校、もしくは第2次世界大戦でバチカンのスパイであったMrカラスコのようなものである。忍者である龍之介から見たら、警察の公安の仕事などママごとのようなものだ。

 仲間内でも天才の呼び声が高い龍之介は若くして中忍に昇級したのだが、職務の過程でこれから日本に起こる未曾有の国難について知ってしまった。どうやら近い将来、とんでもない天変地異(に見せかけた人工災害)や戦争(に見せかけたやらせの茶番)を日本に起こす計画があるらしい。どの秘密結社グループがその計画の実行を画策しているのかについては情報が錯綜しているが、おそらく3・11を起こしたグループと同一であろう。ただ、この問題に深入りすることを上層部から止められたことが気になるっちゃ気になる。それはともかくその計画の内、龍之介の情報網にかかったものは以下のようなものだ。

(1) ごく近い将来、南海トラフ大地震が起こり未曾有の被害が出る。しかし、その大地震は自然地震ではなく、自然作用で蓄積された地殻のひずみを狙った、核爆弾やプラズマ兵器を用いた人工地震である。時期は9月下旬~10月初旬が最も怪しく、その前後1ヶ月の範囲が濃厚。つまり8月下旬~11月初旬が怪しい。

(2) 表の情報の動きは、確かにこの計画を裏付けるような怪しいものが沢山ある。週刊紙が大地震が来ることを毎週のようにあおり、米国の超能力者(おそらく結社の下級工作員)が日本における地震を予言し、稼働中の大飯原発が検査と言う名目で止められ、大地震の誤報が世間を騒がせ(何かしらの結社からのメッセージかもしれない)、桜島の活動が活発化している。

(3) オカルト本の中には、裏勢力の工作員が情報操作の目的で出版しているものが少なくない。それらをチェックしてみると、我らが上司、国家洗脳大元帥である殿は8月24日富士山噴火か!?、もしくは2013年は日本の地殻変動の始まり、とぶちあげている。それは風水学から分かったことなんでしょうか?

(4) また、宇宙人とのチャネラーという体裁で情報工作を行う女史は、2013年に自然災害と戦争による混乱が始まると警告している。女史の本は誰が買うのか、発売直後だけ大書店に10冊ぐらい入荷し、懸命にアピールしているのを見るに、裏に大きな後ろ盾があると見て間違いない。しかも最近文庫化もしていて、その文庫版は山積みされていた。そんなに需要があるのだろうか。

(5) 大地震、大噴火の後には、ドサクサで戦争が始まるようだ。日本vs中国で始まるが、すぐさま中国の瀋陽軍区(旧満州エリア)がクーデターを起こし北朝鮮と連合、新国家ネオ満州として第三極に躍り出る。日本、中国、ネオ満州の3つ巴の戦いに、欧米露の軍隊が参戦し、複雑な状況に陥る。

(6) しかし、実はこの戦争は計画通りで、新しい国際秩序を作るための茶番である。戦争の結果、中国共産党は倒れ中国はいくつかの地域に分割される。その分割したエリアは欧米露が分割統治を狙っているのか?

(7) 日本も道州制と言う名の欧米露及びネオ満州による分割統治を狙われているようだ。欧米露及びネオ満州の裏で糸を引いているのはどの結社なのか?北朝鮮は我らが京都裏天皇陛下の指揮下にあるはずだが・・・。

(8) 非常事態に合わせて、銀行国有化→預金凍結→借金返済名目の没収という計画もあるようだ。

(9) ネオ満州は、東アジア戦争に続けて起こるイスラエルvsイスラム諸国の戦争で発生するイスラエル人難民の亡命先として機能するようだ。事実、秘密結社ナチスの高位階者であるキモインジャーが近い将来イスラエルが消滅することを明言している。最近、日本のメディアで杉原千畝の話を繰り返し流しているのも、情報工作の一環であろう。杉原の動きは戦前の「河豚計画」(満州にユダヤ人難民を受け入れる計画)の一環であり、現在ネオ満州にイスラエル人を亡命させる「ネオ河豚計画」が進行しているので、その計画を円滑に進めるための洗脳工作である。

(10)今思えば、日本のエセ右翼が日本vs中韓の対立を煽ってきたのも、中韓の対日感情が悪化してきたのも、全て裏勢力が日中開戦のために東アジアの不安定化を狙った工作活動の賜物であったのだ。最近の在日排斥運動(ヘイトスピーチ)は、ナチスドイツにおけるユダヤ人排斥運動と状況が似ている。戦争が近いと言うことなのか。



 

 これらの情報をあらゆる経路を通じて知ってしまっ

龍之介は、呆然としていた。この計画が本当である

して、計画通りに事が進むのであろうか。とりあえ

この情報を仲間と共有したい。しかし、誰が仲間

で誰が敵なのか、近頃は疑心暗鬼に陥ってしまってい

る。今までなるべく考えないようにしてきた自らの中

の闇が、一挙に噴き出してきたような感覚だ。まずは、

腹心の部下が千葉の初耳先生の所における修行から

ってくるのをとう。いや、自分にこの巨大な歴史の

うねりを止める力などあるはずもないのだが・・・。





 


 いかがでしたでしょうか。とっても不思議だけど

妙にリアルな話ですよね。妄想ばっかりして生きて

いるからこのような荒唐無稽な夢を見るんだと思い

ます。