程度の低い誤解を避けるために始めに断わっておくが、私にとって橋下徹や石原慎太郎は最も嫌いな政治屋の中の一人である。維新の会など正直どうでもよい。また、私は風俗産業を利用したことは一度もない。金を払って性を買うということには個人的には違和感があるからだ。

 さらに、私は反戦主義者だ。それは左翼的な理想論からのものではなく、資本主義における戦争はロスチャイルド一族をトップとする大資本家の金儲けのための事業であり、各国の大資本家が協力して演出している茶番だからだ。開戦から終戦まで大体の筋書き通りに戦争が起こされ、より金儲けにとって都合のよい状況が生み出され、その過程で弱者である一般市民が犠牲になるのだ。国vs国という構図は見せかけのもので、本質は単なるマネーゲームに過ぎないから、戦争は起きるべくして起きているわけではないのだ。この問題は裏社会に属する問題だから、詳述するのはかなり先になるだろう。表社会を完全に理解しないと、裏社会は理解できないからだ。

 さて、今回の本題は橋下徹の発言をメディアが騒ぎ立てている状況を多面的に分析することだ。

 まず最初に言いたいのは、従軍慰安婦という概念はそもそもが虚構である。実態は日本軍が慰安婦を募集して、それに任意で応じて働いていたというだけだ。日本軍が強制徴集したという事実はない。元慰安婦の韓国人女性は嘘の証言をしているのだ。彼らは証言するたびにその内容をころころ変えている。

 なぜ、嘘の証言をするのか。一つは、彼らの基本的な精神性が卑屈だからだ。朝鮮半島は歴史的に非常に貧しい土地であり、日本に併合されるまで半永久的な中国からの搾取と食糧難による慢性的な飢餓、餓死に苦しんでいた。(日本軍が来た頃は匪賊が跋扈していた)。そんな土地では人心は荒廃し、卑屈で野蛮な精神性が蔓延していたのだ。当時の世界中の軍隊では、朝鮮人は平気で嘘をつき、悪態をつき、暴力をふるう危険な民族であることが常識であった(朝鮮人の扱い方に関する記録が各国に残っている)。そういう悲劇的な歴史があるのだ。彼らは卑屈な精神性から逆恨みで日本を恨んでおり、日本人を困らせる嘘を平気でついているのだ。

日本人は往々にして、人類は基本的に無実で良心があると勘違いしているが、それは全然現実と違う。現在でもアフリカや中南米では絶望と人心の荒廃が顕著であり、日々殺人、レイプ、自殺が相次いでいるのだ。日本は歴史的にも現在も最高級に恵まれているのだ。歴史的には約250年の江戸時代の泰平が世界史的にありえないぐらい恵まれているし、その時に人倫も成熟したから、最近まで良心のある人が多かったのだ。また、自然が非常に豊かで、降水量も世界屈指であるから、食糧生産上とても恵まれているのだ。それに加えて、色々矛盾はあるにしても戦後の経済成長である。本来は、こんな有り難い社会の尊さを認識して、必死にこのよい社会の維持に努めなければならないのに、日本人は豊かさに胡坐をかいて平和ボケし、努力を怠り愚民と化しているのだ。

 まあ、現在では日本人は愚民と化しているし、韓国人も戦後アメリカの影響のもと日本と同じような愚民国家をなしているので、戦前天地の開きがあった民度の差も今となっては大して違わないのかもしれない。

 もう一つは、ある有名国会議員(在日であるという)が弁護士時代にこの詐欺的な慰安婦訴訟に深く関与し、高額の手当を慰安婦に約束して嘘つき元慰安婦をかき集めたという問題があるようだ。もちろん自身も儲けたことだろう。当然、政治的な目的をもった行動であり、裏にいる大資本家の命令でやっているものだ。政治家は大抵の場合、大資本家の工作員である。

 以上のことから、従軍慰安婦に人権に関する問題は全くない。強制ではなく任意だからだ。そもそも韓国は今でも世界最大級の売春婦輸出大国である。

貧困と売春はセットであり、悲劇の歴史は現在にも暗い影を落としているのだ。

もちろん、私は日本軍は正義だったという極端な意見も持ち合わせていない。大資本家の手足としてひどいこともたくさんやっている。この問題もそのうち詳述していく。


  次に、従軍慰安婦騒動で、フェミニストが売春は男の身勝手だの女性蔑視発言だのと騒ぎ立てているが、これに関してもうんざりする気分になっている。売春は世界最古の職業である。そんな貧しい時代から、男性の消費の最優先事項であったのだ。それは男性にとって、女性とのセックスはそれほど切迫したものであることを雄弁と物語っている。事実、禁欲が限度を超えると精神に異常をきたしてしまう。それはホモ行為であったり(軍隊や宗教施設等、男だけの空間ではホモが増殖するのは有名な話)、強迫神経症であったり、極端な無気力症であったり、抑えられないレイプへの衝動であったり、発狂であったりする。それだけ生殖という生物の業は深いものなのだ。逆に男がそうでなかったら人類の繁栄はありえない。

 要するに、軍隊には慰安所が絶対必要だ。それがなければ、兵士の士気は極端に低下し、作戦遂行に致命的な影響があるだろう。

 フェミニストの歪んだ実態については次項で詳述するが、極端に言えば彼らは男性と女性の違いを認識していないので、自然な性的行動にも強い違和感を覚えるようだ。

  

 最後に、橋下発言の真意についてだ。週刊朝日の「ハシシタ」騒動はわかりやすく維新の会の支持率上昇を狙ったマッチポンプの工作であったが、今回の騒動は何が狙いなのかいまだ見えてこない。影が薄くなっていた橋下が注目を集めるために一発ぶったようにも見えるが、ポピュリストとして空気を読む力はあるはずの橋下は、「慰安婦」発言をすれば愚民共がぎゃあぎゃあ騒ぎ立てる(ようにメディアがお膳立てする)のはわかりきっていたはず。実際、支持率は急落している。まあもう少し事態の推移を注意深く見守るべきではある。


 まとめとして、マスメディアが流す情報に対する態度について言っておきたい。マスメディアの情報は8割方嘘である。マスメディアの論調の逆を読めば、8割方真実になると言っても過言ではない。マスメディアが景気が良くなるといえば、実際には景気は悪くなる。そういう態度を持っていたほうが、まだしも真実の情報に近づくことができるだろう。