現地スタッフの方から、校長先生とのやりとりが届けられました


クマロ校長が、『サッカープロジェクトは特に男子生徒の学校生活にどれほど寄与していることか。学校の予算は本当に厳しくて、ボール1つ買ってやることもできない。でも、サッカーボールをもらって、彼らはサッカーができるんだ。彼らには水不足だとか、生活が厳しいだとか、そんなこと何も関係ないかのようだよ。休み時間が終わって教室に帰って来る時の顔ったら、笑っちゃうよな~』と言って、3人の先生方が頷き合っていました。そして、少し空気の抜けたボールを3校で分けて喜んで持って行ってくれました。“捨てちゃおうかと思ってたのだけど”と言ったら“とんでもない”と怒られてしまいました。


途上国の教育にかける予算は少なく、大半が主要5教科に使われます。なかなかスポーツや芸術等に予算が回ってきません。


話が少しずれますが、僕の子供時代は勉強が嫌いでサッカーをしに学校へ行っていると言ってもいいほどサッカーが好きでした。きっと、南アフリカの子供たちも僕と同じように学校へ通っている子がいるじゃないかと思います。サッカーをやるついでに勉強を行う。サッカー出来るから学校へ行く。少しでも、学校へ行くモチベーションが高くなればいいと思っています。


日本で使わなくなったサッカーボールや落し物サッカーボールが、このように子供たちの学校生活に寄与されていると思うと嬉しく思います。また、サッカーボールを寄付される方に本当に感謝しています。




女子生徒の間でもサッカー人気が高くなってきています。



英語のサッカーマニュアルとサッカーボールを渡しました。




THAN球プロジェクトのHP

http://thankball.jimdo.com