震災から5年。


5年前


その日私は仕事で、
水上バイクに乗って舞浜の海の上にいました。


仕事が終わって帰ろうとして
川を上り
ちょうど川と川の水門に挟まれたとき

地震がきました。


狭い場所に閉じ込められ

水槽を横に揺らしたような波が
大きく目の前であがりました。


私は二人乗りで乗っていたので
運転して下さってる方が一個一個の波をこえて下さり

何が起きたのか分からないまま
「これは、とんでもないことが起こったのかもしれない」と胸騒ぎがしました



それから30分ほど閉じ込められたままでした。


しばらくしてやっと門があいて
周りをみると、建物のガラスが割れていたり
住民が外に出て慌てている様子が目に入りました


その日は帰宅出来なくなって麹町の小学校に泊まったんです。


毛布二枚と乾パンが凄く有難かった。

やっと家族と連絡がとれて
凄くホッとして、涙が出てきました。


今こうして家族と一緒に過ごしてるのって当たり前じゃいし、奇跡なのかもしれないですよね。


いつ、何が起こるか分からない。
だからこそ
今日を生きていることに感謝して
これからも毎日を生きなくてはと思います




今でも震災で苦しんでる方はいらっしゃいます

一刻も早く、穏やかに過ごせる日々がきますように。




生きてるって素晴らしい

家族がいて
仕事をして

幸せですね


あるいて
話して
見て
触って
感じて
聴いて


身体の全てが愛おしいです


どうか
平和な毎日が続きますように。





今日は1日ロケだったのですが
14時46分
ロケスタッフ全員と黙祷をしました



忘れない