秋の蘇州の美食のひとつといえば「大闸蟹(da zha xie)」!

日本語で「上海蟹」というけれど、

最も有名な産地は上海ではなく蘇州の「阳澄湖(陽澄湖)」。

その阳澄湖にある莲花岛で食べるのがイイ!ということで、

車で連れて行ってもらってきた~ヽ(´▽`)/

園区の星海広場駅あたりから40分ほどで到着!




莲花岛では、ほとんどの家が「大闸蟹」養殖業を生業としている。

その中の1軒を事前に予約しておいたので、駐車場までお店の人が迎えに来てくれて、

そこから船(お店の、マイカーならぬマイ船)でお店まで移動。

予約していない場合は、駐車場をウロウロしているお店の人と交渉すれば良いもよう。



莲花岛(蓮花島)は、陸続きなので、厳密には半島だと思うのだが、

島の中にあるのは「人が歩ける道」のみで、車やバイクが走れる道は無い。

そのため各家でモーターボートを所有しており、

交通手段として使っているらしい。


船でブーンと3分くらい?でお店(というか家)に到着。



蟹以外に農家料理も食べれる。

料理の注文用紙に、食べたい料理の数量を記入。



そして、蟹の大きさを選ぶ。

「两(liang)」は中国の重さの単位で、50gの意味。

「公(gong)」はオス、「母(mu)」はメスの意味。



オス・メスのセットしか無いみたい。

せっかくだし…(何が?)…一番大きいのを注文!ヽ(´▽`)/


水槽に入っているたくさんの蟹!



お店の人たちが、取り出して器用にヒモで縛っていく。




蟹が茹で上がるのを待つ間に運ばれてきた料理。

茭白(マコモダケ)の炒め物、娃娃菜(ミニ白菜)の炒め物、ピーナッツ。

そして、老酒。



蟹は体を冷やす食物なので、

老酒(長期熟成させた黄酒)の熱燗で体を温めるのが良いらしい。



韭菜(ニラ)と卵の炒め物。



ニラは一年中出回る野菜だけど、いまが冬ニラの旬だそう。

細く柔らかいニラで美味しかった(´▽`)


そして出てきた蟹~!!ヽ(´▽`)/

3人前なので、2匹×3人分で6匹。



甲羅をパカッと開けると、ミソたっぷり~!!ヽ(´▽`)/



蟹が大きいだけあって、ミソの量も多い!

そして濃厚~!!

今まで食べた大闸蟹の中で一番美味しかったぁ~!!(*´ч`*)


ここで生きている蟹を買って帰ることも出来るのだけど、

今回は買って帰らなかった。

……でも後悔~!!

やっぱり買って帰ればよかったな~!(´・ω・`)


大闸蟹は、太湖や他の湖でも採れるけど、

阳澄湖の蟹がとても美味しいということがよくわかった!



今回行ったお店は↓

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莲花岛東鑫农家乐
苏州市相城区阳澄湖镇莲花岛
ホームページ
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