木枯らしの吹く寒い昼下がり。
いつもお世話になっている図書館から通知が届きました。


木枯らし
(本日の空。心なしか不穏な感じ)



文面に目を通して、ビックリ!
「あなたがお借りになった資料がまだ返却されておりません。云々・・・」

いや、借りた本はすべて返却済みのはず。
いやいや、待てよ。
誰にも負けない忘却力を誇る私の辞書に「絶対平気」の文字はない。

とりあえず、借りた本のタイトルを見れば、何か思い出せるかも!?



図書館

ええええーーーーっっ!
『一日、7秒で腹は凹む』

めっちゃ恥ずかしいタイトルやんか!
身に憶え、ござらん。
100%、借りてませんから。神に誓って。

「借りてまへん!」と豪語したとたん、かすかな記憶が蘇えってきました。
話せば長いことながら、うちには娘がひとり、おります。
社会人になり独立してひとり暮らしをしている娘が、ときどきやってくるわけですわ。
ときどきやってきては、一緒にごはん食べたり、散歩したり、図書館行ったり・・・・!

はい。犯人はうちの娘でした。
家族で図書館に行ったおりに、「お母さんの図書カード、借りていい?」 と訊かれたような。
「おっ! いいよん 」 と快諾したような。

そんな恥ずかしいタイトルの本、母のカードで借りてたんかいっ!

しかも延滞!?
恥の上塗り。
おかーさんが、腹凹ませたいのかと。
“1日7秒で”  なんぞと、虫のいいことを考えておるのかと、図書館の方々に思われてしまうぢゃないか。
公共の書物で安くあげて、へこませたいその腹は、どんな太鼓腹じゃい?
図書館に返却に参上した暁には、我が腹をば注視されることは必定。

娘に告ぐ。
このブログ読んだら、疾く返却されよ。
そして、1日7秒で腹がへこんだか、母に報告せよ。