暑中お見舞い申し上げます。
あなたの森冬生です。 (暑いのでツッコミはもう・・・)
うかうかしているうちに、とっくに梅雨も明けて炎暑となりました。
蝉たちもまた、かしましく鳴いております。
みなさま、お元気でいらっしゃいますか?
おすこやかであれば、うれしいです。
もう2年ほど前になりますが、
北海道は旭川にある、上野ファームに行ったおりの写真です。
ちょうど今頃の季節に思い立って飛行機に乗り、レンタカーを借りて出かけました。
初日の昼頃に美瑛あたりを歩いていたときのこと。
すばらしく景色のよい野原で、ジャガイモ畑の花が盛りで、
空が青くて、テンションがあがりまくり、少し高い場所にある野原から
下の道路に軽やかにヒラリと飛びおりたワタクシ。
子どもの頃から、飛び降りることにかけては自信があったのです。
家のブロック塀から飛び、学校の滑り台の上から飛び、
果ては登り棒の天辺から軽く奇声を発して飛び降り、ケロリとしていたのであります。
5年生のときは、跳び箱なら8段とんでいました。
つまりは身軽だった頃の記憶が大脳皮質のどこかに残っていたのですな。
そんなわけで、美瑛の丘で調子に乗ってほんの1.5メートル.ほどの段差を飛び降りたら、
みごとに着地失敗。
足首がカクン。つんのめってころんで、アゴとひじと足を擦りむいてしまいました。
年寄りの冷や水。
夫は旅の初日から、「だから気をつけてって言ったのに」 と頭をかかえ、わたしは擦過傷ができたアゴにマキロンをふりかけながら、
「玉の肌が・・・」 などと照れ隠しにうそぶいた爽やかな7月。
それ以来、飛ぶのはやめました。
気分が高揚してもスキップどまり、です。
このようにして人は老いを実感し、身体記憶の修正を余儀なくされるのでしょう。
っていうか、ちっとは運動しろよ。
上野ファームは美しく、また機会があればぜひ訪れてみたい場所のひとつです。
みなさま、熱中症などにお気をつけて、
今日も涼やかにお過ごしください。