Kくんから借りた本 植村 直己さんの「極北に駆ける」
日本を代表する冒険家 植村 直己さんが、夢見た南極大陸横断の
訓練としてグリーンランドに滞在していたときの手記です。
さて、また、グリーンランドってどこな私です
北極海と北大西洋の間にある世界最大の島。
国土面積は、日本の約6倍。
デンマーク領だけど、自治政府が置かれているそうです。
そういわれても、まだまだピンとこない
エスキモーさん達が住んでいるところ。
うーん、少しイメージが出来てきたけど…
エスキモーというと、つい、コレが浮かんじゃうw
昨年10月から、森永乳業になってしまいましたが…
とにかく、夏でも気温がマイナス10度、
冬などはマイナス40度を超える極寒の地
そして、真冬の4ヶ月間は、太陽が上がらない所だそうです。
グリーンランドエスキモーの主食は、
アザラシ・セイウチ・クジラ・キビャック(←コレが以前からスゴク気になっているw)。
彼らの風貌は、とても日本人にそっくりだということ。
そして、ビックリした風習は、
・トイレはバケツで、普通に室内に置いてあり、男も女も老いも若きも人前で大も小もいたす。
植村さんは、初めて行ったおうちなので、恥ずかしいから外で大をしていたところ、
うん●を食料として狙うエスキモー犬の集団に襲われ、
お尻を噛まれたとか(モチロン、うん●も持ち去られたw)。
・客人へのもてなしとして、自分の妻を差出したりする(性的にすごく自由みたい)妻貸しの風習。
人生で一番、モテモテ期だったとかw
・そして、会ったばかりの人(日本人)でも、自宅に泊めてあげる。
植村さんはグリーンランドシオラパルクに単身乗り込み、
エスキモーと同じ生活をし言葉も着々と覚え、
トイレも普通に人前で出来るようになり、
エスキモーの養子にもなりw、
犬ぞりのムチや号令もきちんと覚え、
アザラシやオヒョウ(食料)を捕まえながら、
シオラパルクからウピナビックまで、
犬ぞり単独行3000キロ(約3ヶ月で)に成功
(さらに翌年には12000キロに成功します)
この本によく出てきたグリーンランドエスキモー語講座
・ママット 美味い
・ママギッチョ 不味い
・イッキャンナット 寒い
・オコット 暖かい
・フナウナ コレは何?
・アキバサ 好きよ
・グエナソア ありがとう
・ジャパ二 日本人
植村さんは、世界初の五大陸最高峰(エベレスト・モンブラン・キリマンジャロ・マッキンリー・アコンカグア)登頂に成功など、
偉業を成し遂げていますが、全ての冒険がすんなりと成功した人ではありません。
挫折や失敗に満ちていたと言っても過言ではない。
そんな植村さんの名言の中でも、一番好きなことば。彼らしいことば。
『諦めないこと。どんな事態に直面しても諦めないこと。
結局、私のしたことは、それだけのことだったのかもしれない』
信念の人。この顔を見るだけで、目頭が熱くなります。
植村直己冒険館
http://www3.city.toyooka.lg.jp/boukenkan/
植村 直己さんwikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A4%8D%E6%9D%91%E7%9B%B4%E5%B7%B1
ここまで読んで下さった皆さん、グエナソア