3D映画が話題になっていますが、それをさらに進化させた機器を日本の法人が開発したそうです。

<strong>7月1日15時5分配信 時事通信

 独立行政法人情報通信研究機構(NICT)は1日、平面上に3次元(3D)映像を映し出す技術の開発に成功したと発表した。奥行きのある立体映像を正面から見る3Dテレビとは異なり、テーブルに浮かび上がる立体映像を座ったまま見られるのが特徴。特殊な眼鏡はいらず、同時に大勢で見ることができる。
 NICTの吉田俊介研究員らによると、円すい形のアクリル製光学素子の側面に釣り糸を巻き付け、光が垂直方向に広がるよう工夫。これを透明なテーブルの下に逆さに置き、さらに下からプロジェクターの光を照射すると、テーブル上に3D映像が浮かび上がり、いろいろな角度から違った映像が見られる。
 実験では直径約20センチ、高さ約10センチの光学素子と、96台の小型プロジェクターを使用。周囲120度からおもちゃの車やアヒルなどの3D映像を見ることに成功した。今秋には3D動画の実験を行うという。吉田研究員は「画質をより鮮明にし、装置を大型化できれば、スポーツ競技場などを立体的に再現することもできる」と話している。 </strong>

技術革新による新製品の発売が購買意欲を掻き立て景気を刺激する。
そんな好循環を予感させるニュースです。
近年、米アップル社や韓サムスン社が好調のようですが、日本企業の巻き返しを期待します。